伝説の奇行バンド、ミッシング箱庭のベストアルバム発売

ミッシング箱庭のベストアルバム「ミッシング箱庭ベスト～こんばんわ宇宙人こんにちわ地球人～」が本日4月13日にリリースされた。

2002年頃に大柴陽介（G, Vo）、木村千秋（Dr, Vo）、関根美穂子（B, Vo）の3人で活動を開始したミッシング箱庭。ステージにテントを持ち込んでのライブや、街のいたるところに隠した楽器をオーディエンスとともに捜索するライブなどを敢行したり、ライブ中に大柴が会場の窓から飛び降りて骨折したりと、数々の奇抜なパフォーマンスで東京のアンダーグラウンドシーンにおいて語り草になった。2007年に関根が脱退し、穂高亜希子（B, Vo）が加入。2014年に中心人物だった大柴が大量の未発表曲や詩、小説などを残したまま逝去し、現在は木村と穂高の2人で「ミッシングいろり箱庭」として活動を続けている。

今作の監修は、俺はこんなもんじゃないの狩生健志、大柴のもう1つのバンド・デーモンズの佐藤宗盛、そして木村と穂高が担当。これまでに発表された「マジカルパワーミステリー」「2」「ミルキー」「スピリチュアルウォーズ」「太郎！」という5枚のCD-R作品に収録された楽曲や、コンピへの参加曲、未発表曲が計32曲収録されている。