本日4月9日に東京・新代田FEVERにて
これは雑誌「GiGS」との共催イベント。場内には木幡太郎(G, Vo, Syn)、稲見喜彦(B, Vo, Syn)、長谷川正法(Dr, Cho)の機材はライブ同様の形でフロアに組まれ、来場者の目の前に大量の機材が並ぶという光景が広がっていた。彼らは新曲「Dune」などのフレーズを見本にしつつ、どのパートでどのエフェクターを使用しているのかなどを解説。話の合間には「エフェクターを見ないで素早く切り替える練習と工夫をするのが大変」「エフェクトボードは1つあたり30kgくらいあるからスタッフはツアーが終わると筋肉質になる」といったエピソードも飛び出した。
また質問コーナーでは木幡の奏でる独特のギタースクラッチ音の出し方について質問が。木幡はギターテックとともに解説するため、質問者を機材の前に呼び、ギターからアンプまでの信号の経路を丁寧に説明していた。さらになぜパソコンの同期に頼らず、人力でシンセを操作し、エフェクティブなサウンドを生み出しているのかを問われると、メンバーは「同期だと自由がきかないし、パソコンにすべてを委ねることはリスクだと感じているから」と答え、続けて「常にパソコンに支配されていると生まれないグルーヴがあるから人力でやっている」といったことを述べた。
最後にアベンズは4月20日発売のニューアルバム「Dune」の表題曲と、前作アルバム「Unknown Tokyo Blues」より「Tokyo Techtonix」の2曲を披露してイベントを終えた。本日の詳細なレポートは4月27日発売の「GiGS」2016年6月号にて掲載されるので、ファンや楽器好きは誌面の内容を楽しみにしておこう。
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