辻林美穂、ティザー映像でデビュー作全曲試聴

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シンガーソングライターの辻林美穂が、デビューアルバム「Clarte」を4月20日にリリース。YouTubeにて今作のティザー映像が公開された。

辻林美穂

辻林美穂

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Clarte

辻林美穂「Clarte」
Amazon.co.jp

この映像にはアルバムの収録曲全12曲の試聴音源が収められている。なお映像制作はラブリーサマーちゃんのジャケットなどを手がけている寺岡奈津美が担当した。

またアルバムのリリースに先駆け、彼女と縁のある面々からのコメントが到着。牧村憲一、tofubeats、北園みなみ、佐藤優介(カメラ=万年筆)らがメッセージを寄せている。

※動画は現在非公開です。

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Ikkubaru コメント

辻林美穂さんのアルバム「Clarte」、とてもすてきな雰囲気ですね。そよ風が吹く森を思い浮かべてしまうような。美しく愛らしいメロディで、まるで日本のロールプレイングゲームをやっているみたいです!

Tomggg コメント

このアルバムを聴いてから世界が輝きはじめました...!

tofubeats コメント

最初に自分のラジオにデモを頂いた時も素敵だなと思ったのですが、
今回のアルバムも良い意味で等身大で、自分の範囲をしっかりと押さえた、
聴いている人のすぐ近くに居る様な宅録の雰囲気を味わえます。
天才Hercelotくんのリミックスまで楽しませて頂きました。

Beef Fantasy コメント

tres bien! 美穂、君は五線譜の上を翔けるエトワールだ

北園みなみ コメント

得意のチェンバーポップはもちろん、思わず口ずさんでしまうファンキーなチューンがきらきらと輝いてる。
辻林美穂のソングライティング最高!

佐藤優介(カメラ=万年筆)

爽やかでいい匂いのする音の隙間に、"Paranoia"な毒がこっそり混ざる瞬間が辻林さんらしいなと思いました

牧村憲一 コメント

辻林美穂さんへ 新しい出発に寄せて
牧村憲一より

2014年3月、隔月1度のラジオ番組“RADIO SAKAMOTO”のオーディションコーナーで辻林美穂さんの名前が読み上げられました。それまでにも昭和音大在学生の、卒業生の作品が取り上げられたことはありましたが、ある程度は予測できた方々でした。なので辻林さんということ、さらにオンエアーされた作品のクォリティに驚いたのです。

辻林さんは昭和音大作曲学科デジタルミュージックコースに4年間在籍し、僕が同大の作曲学科に勤務していた時代と3年間重なります。現在音楽界で活躍中のBabi、スカート、カメラ=万年筆、マイカ・ルブテ、あるいはKEY TALKのメンバー二人の後輩に当たります。ただ僕が担当していたクラスではなく、大教室の授業でしか顔を合わせることがなかったので、オリジナル作品を聴く機会がまったくなかったのです。

その日オンエアーされた「あぶく」は、作詞、作曲、編曲、演奏、歌のすべて一人でされたものでした。時折あるたどたどしさまで、まるで計算されたようにサウンドに溶け込み、詩の世界は映像を喚起し、ある思いを伝える力を持っていました。「君と僕、二人の関係は」街を背景に物語を作っていましたし、歌は上手下手以前に、伝えたいという意思が最も大切なことを気づかせてくれました。

「あぶく」というタイトルを付けた3曲入りの自主制作盤がほどなく作られました。昨今珍しいことではありませんが、すべてが手作りの、心を込めたCDR盤でした。
オープニングのとても短い佳作「あさひ」、エンディングの刺激的な「bora zoo」に挟まれ「あぶく」をフューチャーしたこの3曲は、ヴァージョンアップされファースト・アルバムに収録されています。

僕はファースト・アルバムに格別にこだわりを持っています。それは40年以上続けてきた音楽プロデューサーとしての確信であり、それ以上の年月を費やしたリスナーとしての確信でもあります。
ましてやアーティストにとっては夢に見た出発点であり、初めての苦楽を伴う試みであり、それまでの音楽体験と経歴の集大成であるからです。ゆえにその時点の音楽家のそのままが、ストレートに反映されたもの、それこそが幸せなファースト・アルバムなのです。

もうお気づきのように3曲入りであっても「あぶく」が辻林美穂の事実上のファースト・アルバムです。この初の一般流通盤のファースト・アルバム「Clarte」は一人ではなく、辻林さんの応援者たちが全面的に協力しています。ひと足先に全12曲を聴かせていただきました。
配信時代に願っても届かないことですが、もしこの「Clarte」がアナログ時代に生まれていたなら、僕はこの作品群を真っ二つに分けA面B面に振り分けたい衝動を抑えられなかっただろうと思います。

他者との繋がりで生まれた曲、繋がろうとする曲たちと、自分の世界に閉じ込めることで独自の世界を開く曲たち。
前者は作家としての辻林美穂への道であり、後者はシンガー&ソングライターへの道と置き換えてもかまいません。

最後に。僕は後者、「あぶく」の辻林美穂さんに「あぶく」に並ぶ作品を期待しているのです。

※「Clarte」の「e」はアクサンテギュ付きが正式表記

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読者の反応

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てらおかなつみ @teraoka_natsumi

大好きなつばしさんのデビューアルバム ティザー映像作らせていただきました! 🐶もう一度見てね..
https://t.co/TMllnfIyfX

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