これは彼らが現在行っている全国ツアー「DISH// 2016 Spring Hall Tour『D//RedBlue』」の東京公演として実施されたもの。彼らは2日間で約4700人を集め、冒頭からアンコールまでを一気に駆け抜けるような、エネルギーに満ちたパフォーマンスを披露した。この記事では4月3日に行われた2日目の公演の模様をレポートする。
赤と青のロングジャケット姿でステージに現れた4人は割れんばかりの歓声の中、バンドセットでライブをスタートさせる。パワフルな演奏で会場の熱を引き上げると、「GRAND HAPPY」ではRYUJIが「今日めちゃくちゃ気合い入ってるから、盛り上がっていこう!」と、To-iが「お前ら! 誰が好きなんだー!」と叫ぶ。彼らの声にスラッシャー(ファンの総称)は大きなコールを返し、To-iは満足げな笑みを浮かべた。
自己紹介ではTAKUMIが「卒業したての18歳!」、MASAKIが「パンティースターの18歳!」と、それぞれに“高校卒業バージョン”にリニューアルされた自身のフレーズを披露する。ライブの中盤には新たなユニット曲のコーナーも設けられ、TAKUMIとRYUJIはフォークデュオ風の出で立ちで朗らかなラブソング「春イチゴ」を、MASAKIとTo-iは2人の力強いラップが印象的な応援歌「前へ」をパフォーマンスした。
また、このツアーでは各会場の公演に参加するスラッシャーが選んだ人気曲上位4曲を、DISH//が即興で披露する企画「あなたが選ぶ!DISH//の名曲BEST4!!」が行われている。東京公演2日目には4位から順に「東京バイブレーション」「暮れゆく空の彼方に」「LOL」「夢旅」が選ばれ、4人は慌ただしくステージを動き回りながら4曲を続けて披露した。「暮れゆく空の彼方に」は4人にとって意外なランクインだったようで、演奏を終えると「焦ったー!」「この曲は初めてだよね」と口々につぶやいていた。
バンドスタイルのシーンではMASAKIがギターソロでライトハンドタッピングを披露するなど、アグレッシブな演奏でスラッシャーを圧倒した。TAKUMIの歌声も曲数を重ねるごとに熱を帯びていき、客席の最高潮の盛り上がりにMASAKIは「最高だー!!」と絶叫した。なお終盤にはDISH//の4人が小倉しんこうとともに作った新曲「サクラボシ」がスラッシャーに届けられる。この曲についてTAKUMIは「お正月に武道館2DAYSがあって、楽しい思いと同時に悔しい部分もあった。『このままじゃだめだ』と痛感したし、横浜スタジアムでライブをするという僕らの夢がより明確になったんです。みんなの存在はこれからもとても大事で、僕らのありのままの思いを届けられたらと思って、この曲を作りました。そして、曲の中にみんなの存在を感じられたらいいなと思って歌詞を書きました」と語り、4人は優しい表情をスラッシャーに向けながら、この曲を歌い上げた。
DISH//「DISH// 2016 Spring Hall Tour『D//RedBlue』」※終了分は割愛
2016年4月24日(日)北海道 札幌市教育文化会館
2016年4月29日(金・祝)愛知県 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
2016年4月30日(土)愛知県 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
2016年5月7日(土)広島県 JMSアステールプラザ
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