3月11~20日(現地時間)にアメリカ・テキサス州オースティンにて「SXSW 2016」が開催された。この記事では3月15、16日の模様を中心にレポートする。
「SXSW」は音楽、映画、インタラクティブという3部門で構成された大規模イベント。2016年は開催30周年の節目ということもあり、アメリカのバラク・オバマ大統領による基調講演など特別な催しも実施された。メイン会場となるオースティンコンベンションセンター(ACC)では、最新技術を駆使したデバイスや、音楽機材、ゲームなどを扱う世界各国の企業や団体が出展。このうち日本の大学生が出展した、お金を入れるとシャボン玉が吹き出されるデバイス「BUBBLY」を使ったデモンストレーションでは、山崎千裕、Tempalayらがブース内でミニライブを行った。
「SXSW Music Festival」は3月15日にスタート。ライブ会場が多数並ぶダウンタウンのEast 6th Streetに面したMaggie Mae'sでは、同音楽祭のオープニングパーティが実施され、CapsulaやChvrchesらが来場者を楽しませた。またACCの南側に位置するRiver Street沿いのCheer Up Charlie'sでは、DE DE MOUSEがハイテンションなアクションとともに次々にアッパーチューンをスピンし、観客をヒートアップさせる。さらに
16日午前中、ファーストレディであるアメリカのミシェル・オバマ大統領夫人が、発展途上国の女子教育支援キャンペーン「Let Girls Learn」(「女子に教育を」)をテーマとしたACCでの講演会に登場。ミシェル・オバマ主導による女性応援歌「This Is For My Girls」をChloe and Halleが披露したあと、ミシェル・オバマをはじめ、クイーン・ラティファ、ミッシー・エリオット、ダイアン・ウォーレン、ソフィア・ブッシュによるトークセッションが行われた。
また「SXSW」内に新設されたプログラム「VR / AR Track」では、立体8K映像と22.2chの音響を使った
そして16日夜には約2700人を収容するACL Live at the Moody Theaterにてイギー・ポップによるライブが実施された。彼は最新作「Post Pop Depression」の共同プロデューサーであるジョシュ・オム(Queens of the Stone Age)らとともにパフォーマンスし、ファンを大いに楽しませた。またMaggie Mae'sでは「SUMMER SONIC 2016」で来日するPop Etcが登場し、6th StreetではTempalay、山崎千裕、REATMOらが路上でコラボセッションを展開。セッション中にダンサーが飛び入り参加するなど、街のいたるところで奔放なストリートライブが繰り広げられ、各所で大きな人だかりができていた。
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- South by Southwest 2016 Music, Film and Interactive Festivals - Austin Texas
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「SXSW 2016」で水カン、DE DE MOUSEらオースティンにぎわす - 音楽ナタリー
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