人間椅子、赤坂BLITZワンマンで誓い「命のある限りバンドをやり続ける所存」

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人間椅子の全国ツアー「怪談 そして死とエロス~リリース記念ワンマンツアー」の最終公演が昨日3月19日に東京・赤坂BLITZで開催された。

左から鈴木研一(B,Vo)、和嶋慎治(G, Vo)。(撮影:ほりたよしか)

左から鈴木研一(B,Vo)、和嶋慎治(G, Vo)。(撮影:ほりたよしか)

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和嶋慎治(G, Vo)(撮影:ほりたよしか)

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ライブの序盤は「雪女」「地獄の球宴」「眠り男」と、2月発売の最新アルバム「怪談 そして死とエロス」の収録曲を次々に演奏。かと思えば「遺言状放送」のようなレア曲も飛び出し、満員の会場は大いに沸き上がった。

巧みで迫力のある演奏から一転して、MCでは和やかな雰囲気に。今回のツアーに合わせて和嶋慎治(G, Vo)がレスポールを購入したというエピソードをきっかけとして、彼らはアドリブでGuns N' Rosesの「Sweet Child O' Mine」をさらりと奏でた。

鈴木研一(B,Vo)(撮影:ほりたよしか)

鈴木研一(B,Vo)(撮影:ほりたよしか)[拡大]

観客が拳を突き上げてサビを合唱する「恐怖の大王」、鈴木研一(B, Vo)がハンドマイクで観客を煽動する「冥土喫茶」、ナカジマノブ(Dr、Vo)が元気いっぱいにボーカルをとる「超能力があったなら」など、中盤以降も彼らのステージは勢いを増すばかり。ラストに3人はキラーチューン「針の山」でライブ本編を締めた。

アンコールでは、和嶋が「60歳になっても、70歳になっても、命のある限りバンドをやり続ける所存であります!」と高らかに宣言。「新調きゅらきゅきゅ節」「地獄」を畳みかけるように演奏して会場の熱気をさらに高め、2度目のアンコールでは最近の定番曲である「なまはげ」を披露した。

ナカジマノブ(Dr, Vo)(撮影:ほりたよしか)

ナカジマノブ(Dr, Vo)(撮影:ほりたよしか)[拡大]

なお人間椅子は4月17日に、このツアーの追加公演として東京・EX THEATER ROPPONGIにてワンマンライブを実施。この日は今回のツアーで披露されなかった曲やレア曲もセットリストに組み込まれるという。また、6月15日には東京・新宿LOFTにて戸川純とのツーマンライブが行われ、7月にはワンマンツアーの開催が予定されている。

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人間椅子「怪談 そして死とエロス~リリース記念ワンマンツアー」東京・赤坂BLITZ公演セットリスト

01. 雪女
02. 地獄の球宴
03. 眠り男
04. 遺言状放送
05. 三途の川
06. マダム・エドワルダ
07. 恐怖の大王
08. 芳一受難
09. 黒百合日記
10. 冥土喫茶
11. 黒猫
12. 超能力があったなら
13. 人生万歳
14. 人面瘡
15. 針の山
<アンコール>
16. 新調きゅらきゅきゅ節
17. 地獄
<ダブルアンコール>
18. なまはげ

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