この作品は、DISC 1にはMy Bloody Valentineのカバー「Sometimes」を含む、Borisがこれまでに発表してきた人気曲の数々をドラムレス編成で収録。DISC 2ではMERZBOWがハーシュノイズによる4つの長編新曲を演奏しており、この2枚を別々のプレイヤーで同時再生することで1つの作品として完成する仕組みになっている。スピーカーを使用して空気を通して音をミックスすることで、聴くたびに音量バランスとミックス具合がリスナーに委ねられるため、毎回異なる“現象”が体験できるというのが本作のコンセプトだ。
日本盤「現象 -Gensho- Expanded Edition」のみ、昨年11月に東京・新代田FEVERで開催された「Boris with Merzbow」でのライブ音源を、マルチトラックで全編完全収録したCDを2枚追加。アニメ「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」の第1話エンディングテーマ「キルミスター」のロングバージョンや、最近のライブで披露されている初音源化の新曲「More」なども収録されている。
このアルバムの発売を記念して、5月15日に東京・EARTHDOMで「Boris with Merzbow」としてのライブを実施。昨年11月の新代田FEVER公演とは趣を変え、アルバムと同じくドラムレス編成でのパフォーマンスが繰り広げられる。
なおBorisは「現象 -Gensho- Expanded Edition」と同じく本日3月16日に、ハイレゾマスター音源をラウドカッティングで仕上げたアナログ盤「Mr.Shortkill」も発売。「キルミスター」のロングバージョンを含む3曲がモノラルミックスで収録されている。
Boris with Merzbow「現象 -Gensho- Expanded Edition」収録曲
DISC 1(Boris)
01. 決別
02. Huge
03. Resonance
04. 虹がはじまるとき
05. Sometimes (MY BLOODY VALENTINE cover)
06. 雨
07. あくまのうた
08. あきらめの花
09. Vomitself
DISC 2(Merzbow)
01. Planet of the Cows
02. Goloka Pt.1
03. Goloka Pt.2
04. Prelude to a Broken Arm
DISC 3(Gensho at Fever 11272015)
01. Overture
02. 決別
03. Huge
04. 虹がはじまるとき
05. Resonance
06. More
07. キルミスター incl. "Many are called, but few get up"
08. 黒猫メロディ
DISC 4
01. Angel
02. あくまのうた
03. 雨
04. Vomitself
Boris「Mr.Shortkill」収録曲
A1. キルミスター incl. "Many are called, but few get up"
B1. Memento Mori
B2. Aurashi no Ken
Boris with Merzbow / 現象 -Gensho- : reference one リリース・パーティ
2016年5月15日(日)東京都 EARTHDOM
<出演者>
関連商品
リンク
- Boris & Merzbow
- Daymare Recordings
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
無機質P @zetsubou_man
BorisとMERZBOW、2枚同時再生を前提にそれぞれのアルバム制作 - 音楽ナタリー https://t.co/ZbfG3QXUsV