「これからも面白いことを試したい」FAKE?、フロアを熱気で包んだ今年初ワンマン

3

171

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 60 95
  • 16 シェア

KEN LLOYD(Vo / OBLIVION DUST)のソロプロジェクトFAKE?が、2016年初の単独ライブ「Clockwork」を2月28日に東京・新宿BLAZEで開催した。

「Clockwork」の様子。(撮影:緒車寿一)

「Clockwork」の様子。(撮影:緒車寿一)

大きなサイズで見る(全9件)

KEN LLOYD(Vo)(撮影:緒車寿一)

KEN LLOYD(Vo)(撮影:緒車寿一)[拡大]

約半年ぶりのワンマンライブとなったこの日KENは、峰正典(G)、PABLO(G)、JOE(B)、ZAX(Dr)、DJ BASS(Turntable)、d-kiku(Manipulator)という強力なバンドメンバーとともにパフォーマンス。また映像演出も随所に交えたステージで、視覚的にも楽しめるライブを繰り広げた。

会場が暗転するとステージ前に設置されていた白いスクリーンに「壁」をモチーフにしたCG映像が投影され、ライブに向けて観客のテンションを高めていく。ウサギ型のロボットが月から地上に降りるシーンで映像が終わると、ステージを覆っていた幕が開き、白い衣装に身を包んだKENをはじめとする演者たちが姿を見せた。そしてミディアムテンポの「Serial Killa」からライブが本格的にスタート。続けてバンドはアップテンポな「Utopia」や「Taste It」でフロアを揺らした。

手短なMCを挟みつつ、KENは次々と楽曲を熱唱。「F.U.C.K.」ではガスマスク型のマイクを使いながら歌い上げ、「ちょっとメルヘンなブロックに入ります」という言葉からメランコリックなポップチューン「Candy」や「Novocaine」を披露して曲ごとに異なる表情を見せていく。バンドは後半戦に入ると攻撃的な「Buzz」や、ハードコアなダンスチューン「Disco」を投下し、会場の熱気をぐいぐいと引き上げた。

またライブ後半のMCでは、KENがこの日のライブ来場者に配布する新曲が制作中のニューアルバムの1曲目に収録されることを明かし、「これからも面白いことを試したいなと思っている。いろいろ出していくので、要注意!」と口にする場面も。そしてバンドは「Addicted」「Radio's Dead」「Taste Maximum」「Someday」の4曲を最後のブロックで披露すると、強烈な余韻を残してステージを去っていった。

この記事の画像(全9件)

FAKE?「Clockwork」
2016年2月28日 新宿BLAZE セットリスト

00. SE (Rabbit Hole remix)
01. Serial Killa
02. Utopia
03. Taste It
04. New Skin
05. F.U.C.K.
06. Lucifer's Cut
07. Candy
08. Novocaine
09. D-Elite
10. Bit Of Life
11. Buzz
12. Disco
13. Praise
14. Addicted
15. Radio's Dead
16. Taste Maximum
17. Someday

全文を表示

読者の反応

  • 3

FAKE? Official @fakestaff

ナタリーさんにもLiveレポートが掲載されています。
こちらもまた写真が違いますので是非見てくださいね。
「これからも面白いことを試したい」FAKE?、フロアを熱気で包んだ今年初ワンマン - 音楽ナタリー https://t.co/bbjgDxPv4h

コメントを読む(3件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 FAKE? / The BONEZ / Pay money To my Pain の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。