昨年10月に出産したことを発表し、12月には「COUNTDOWN JAPAN 15/16」で産後初となるライブを行った彼女。今回の公演は2015年3~4月に実施の全国ツアー「▼爆裂!ナナちゃんとイくラブラブ洗脳ツアー▼(※▼はハートマーク)」以来のワンマンとなった。
開演時刻になるとステージの幕が開き、大森とサポートメンバーが登場。彼らは「愛してる.com」からライブをスタートさせた。「きゅるきゅる」ではtatsu(B / LA-PPISCH)とピエール中野(Dr /
「イミテーションガール」披露後、大森は客席に向かって微笑みつつ「見てほしい人、手挙げてー!」「斬新な言葉で自己主張してください!」とアジテート。客席からは「ハイハイハイ!!」「中学生です!」などさまざまな声が飛び交った。このMCののち演奏された「劇的JOY!ビフォーアフター」の後半では、大森の「おばさんになっても抱きしめて」という歌詞に合わせ、奥野真哉(Key /
SPEED「BODY & SOUL」のカバーを終えると、大森は英語のMCに挑戦したり、
「ミッドナイト清純異性交遊」の演奏を終えたのち、大森は「周りを見渡せば濃い人がいっぱいいると思います。いろいろありそうなおっさんとか、なんにも無さそうな女の子とか……それぞれの人生、ブラックホールだと思うんです。吸い込んできたものをみんなが持ってきて、それがぶつかって音が出る所がここだと思っています。だから今すごい波動が出ているはずです、赤坂から。みんなの人生がぶつかり合う音を出したいと思います」とコメント。そして新曲「TOKYO BLACK HOLE」をハイテンションで披露し、本編は終了した。
アンコールでは大森1人がステージに登場し、「会いたかったよー!」と改めてオーディエンスにお礼を言った。大森はライブ前にTwitterをチェックしていたことを話題にし、今回の公演を機に初めて交流したファンの様子を見て「『うおーつながったーー! やったー!』って超興奮しました! なんかいいですよね、そういうの」と喜びを明かした。そして彼女は弾き語りで「さっちゃんのセクシーカレー」「Over The Party」などを披露。「君と映画」「少女漫画少年漫画」ではアンプの出力を止めて生音でアコースティックギターを弾き、緊張感あふれる空間を生み出してフィニッシュ。彼女はファンに手を振りつつ何度も感謝の言葉を述べ、久々の単独公演の幕を閉じた。
大森靖子「HELLO WORLD! MYNO. IS ZERO」2016年2月18日 赤坂BLITZ セットリスト
01. 愛してる.com
02. きゅるきゅる
03. イミテーションガール
04. 劇的JOY!ビフォーアフター
05. BODY & SOUL
06. 子供じゃないもん17
07. マジックミラー
08. 春の公園(調布にて)
09. 焼肉デート
10. 呪いは水色
11. 少女3号
12. あたし天使の堪忍袋
13. 無修正ロマンティック ~延長戦~
14. 新宿
15. 絶対彼女
16. 生kill the time 4 you、、▽
17. ミッドナイト清純異性交遊
18. TOKYO BLACK HOLE
<アンコール>
19. さっちゃんのセクシーカレー
20. Over The Party
21. 君と映画
22. 少女漫画少年漫画
※▽はハートマークが正式表記。
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緋村 月 @himuralight
セトリ付
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