SUPER BEAVER、sumika、Amelie観客と呼応した[NOiD]レーベルナイト

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1月27日に東京・Shibuya eggmanにて音楽レーベル・murffin discsの10周年およびライブイベント・[NOiD]の5周年を記念した企画「 [NOiD] LABEL NIGHT ~お祝い事多すぎてわけわからんくらい遊びましょうSP~」が開催された。

SUPER BEAVER(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

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この日はmurffin discs内のロックレーベル・[NOiD]に所属するSUPER BEAVERsumikaAmelieの3バンドが出演。前売りチケットは発売開始後20分で完売し、場内は超満員となった。

mick(Vo, G, Piano / Amelie)(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

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トップバッターを務めたのは2014年12月に行われたmurffin discsのオーディションライブ「murffin discs LABEL AUDITION LIVE -2014-」でグランプリを獲得し、[NOiD]に加入したAmelie。紅一点のmick(Vo, G, Piano)が「今日がいい日になるっていうのは最初からわかってるんだけど、そうじゃなくて、みんなと作っていきたいの! みんな、楽しむ準備はできてますか?」と投げかけると、バンドは「honey」でライブを開始。mickと直人(G, Cho)によるハツラツとしたコーラスワークが場内にハッピーな空気を漂わせていく。「手紙」では4人の温かな演奏がフロアを包み、「メグリメグル」ではストロボが点滅する中、直人とあっきー(B, Cho)がアグレッシブなプレイを繰り出した。

Amelie(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

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アサケン(Dr, Cho)が踏むバスドラと、直人によるギターカッティングが小気味よい「グッバイハロー」では客席から手拍子が発生。mickの伸びやかな歌声が場内に広がった。MCで彼女はバンドのこれまでについて「Amelieを5年やってて、ずっと芽が出なくて『しんどいなあ』って毎日が続いて『逃げちゃおうかな』って思ったときもあった」と明かす。続けて「でも諦めないで続けていたら、[NOiD]っていう素敵なところに入れてもらえて。フタを開けたらsumikaがいて、SUPER BEAVERがいて、ボス([NOiD]プロデューサーのYUMA)がいて。こんな素敵な場所で歌えて本当に幸せです」と語る。そしてmickは「ヒーロー」で芯のある歌声を真っすぐにフロアへと届けた。

sumika(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

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続くsumikaの片岡健太(Vo, G)は[NOiD]の所属バンドについて「みんな(ジャンルが)違うんだよ、全然似てなくて! だから居心地がいいんだ」と説明したのち、「あんたがたの心を躍らせに来ました! sumikaです、よろしく!」と観客に挨拶。バンドは爽快なサウンドの「グライダースライダー」、裏打ちのビートが特徴の「チェスターコパーポット」を続けてフロアを揺らした。「ソーダ」では弾けるようなサウンドが奏でられ、片岡と小川貴之(Key, Cho)のコーラスワークが高らかに響く。片岡は客席を見渡し「あんたがたの表情が素晴らしすぎる!」と笑顔を見せた。

sumika(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

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MCで片岡はSUPER BEAVERが1月から3カ月連続でシングルを発売すること、Amelieが昨年12月にフルアルバム「グッバイ&ハロー」を発売したことを祝ったのち「名曲ばかりでムカつきます!」と観客の笑いを誘う。そしてsumikaも3月9日に両A面シングル「Lovers / 『伝言歌』」をリリースすることを発表しファンを喜ばせた。ラストナンバーを前に彼は「100%満たされたらさ、ライブハウスなんて来なくていいよ。音楽なんて聴かなくていいよ。だけどあんたがたが『しんどいなあ』っていうとき、俺たちはいつでもここに住処を構えて待ってます」と呼びかけ、「俺たちは、雨が降っても、槍が降っても、音楽をやめない!」と宣言。「雨天決行」ではメンバーそれぞれが目を見合わせながら一体感のある演奏を届けていく。片岡は最後に「愛してます。この気持ちはたぶん、愛してるんだと思います!」とオーディエンスに思いを表した。

SUPER BEAVER(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

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インストナンバー「→」から「361°」へとつないだSUPER BEAVER。渋谷龍太(Vo)は身ぶり手ぶりしながら存在感のあるボーカルを響かせる。彼は[NOiD]について「3バンドでやってるんだけど、あまり身内身内しちゃうと面白くないなと思って、油断せずに2つのバンドを敵対視しながらやってます!」と笑う。そして「(3バンドが)一貫しているのは、それぞれが言葉を使って、それぞれが伝えたいことを伝えているということ。コンビニ店員がよそ見しながら言う『ありがとうございました』みたいな上辺だけの言葉と、俺らが使ってる言葉っていうのはワケが違うんだよ。俺らは対象にちゃんとあなたたちじゃなく、あなたを定めて歌を歌ってる」と思いを語り、この日発売された最新シングル曲「ことば」をギターのフィードバック音が鳴る中、思いを込めるようにワンコーラス歌唱。その後4人によるグルーヴィな演奏が届けられた。

SUPER BEAVER(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

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「証明」で渋谷は観客1人ひとりと目を合わせるように歌い、柳沢亮太(G)はステージ前方でギターをかき鳴らしフロアを熱狂させる。「素晴らしい! 素晴らしい! 素晴らしいんだがまだ足りない!」という渋谷の煽りから、バンドは「東京流星群」を投下。メンバーとオーディエンスの大きなシンガロングが場内を包んだ。ステージがオレンジ色のライトで照らされた「始まる、未来」では、ゆったりとしたアンサンブルが奏でられる。藤原“27才”広明(Dr)の豪快なドラミングを合図に渋谷が表情豊かに歌唱すると、ファンは手を上げステージを見つめた。アンコールで渋谷は「今日みたいな景色を見ると、音楽やっててよかったなって、本当に思います」と思いを語り、ラストナンバー「ありがとう」でステージに立っていることを噛みしめるように言葉を紡いでいく。彼は「素晴らしい日が今日からまた始まるような気がしていて、そんな日に立ち会ってくれたあなたたちに感謝します。また会おうぜ!」と笑顔で呼びかけた。

なお2月10日に茨城・mito LIGHT HOUSE、28日に栃木・HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2でもmurffin discsの10周年記念ライブが開催される。茨城公演にはthe quiet room、Amelie、sumikaが、栃木公演には以上の3バンドにテスラは泣かない。を加えた計4組が出演する。

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murffin discs 10th Anniversary
[NOiD] EVENT 5th Anniversary
SUPER BEAVER「ことば」Release Party
Amelie「グッバイ&ハロー」Release Tour 2016
「 [NOiD] LABEL NIGHT ~お祝い事多すぎてわけわからんくらい遊びましょうSP~」
2016年1月27日 Shibuya eggman セットリスト

Amelie

01. honey
02. 手紙
03. メグリメグル
04. グッバイハロー
05. WONDER
06. GuruGuru
07. monster
08. ヒーロー

sumika

01. グライダースライダー
02. チェスターコパーポット
03. FUN
04. ソーダ
05. ふっかつのじゅもん
06. 雨天決行

SUPER BEAVER

01. →
02. 361°
03. らしさ
04. ささやかな
05. ことば
06. 証明
07. 東京流星群
08. 始まる、未来
<アンコール>
09. ありがとう

murffin discs 10th Anniversary「mini muff records × [NOiD] vol.1」

2016年2月10日(水)茨城県 mito LIGHT HOUSE
<出演者>
the quiet room / Amelie / sumika

murffin discs 10th Anniversary「mini muff records × [NOiD] vol.2」

2016年2月28日(日)栃木県 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
<出演者>
the quiet room / Amelie / sumika / テスラは泣かない。

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