NOISEMAKER × avengers in sci-fi、2016年ライブ初め競演

2

168

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 58 108
  • 2 シェア

1月19日に東京・UNITでライブイベント「TOWER RECORDS presents TWINTOWER」が開催された。

NOISEMAKER、avengers in sci-fi、観客の集合写真。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

NOISEMAKER、avengers in sci-fi、観客の集合写真。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

大きなサイズで見る(全39件)

「TWINTOWER」はタワーレコード主催のライブイベントシリーズで、NOISEMAKERはこの第1弾アーティストとして1~3月に3カ月連続でゲストを迎えてライブを行う。初回公演にはavengers in sci-fiがゲスト参加し、2016年初ライブ同士による競演が繰り広げられた。

avengers in sci-fi(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

avengers in sci-fi(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

先攻のavengers in sci-fiは長谷川正法(Dr, Cho)のドラムソロでライブの幕を開けた。稲見喜彦(B, Vo, Syn)はベースを弾きながら、木幡太郎(G, Vo, Syn)はギターでスクラッチノイズを出しながらステージに登場。3人はセッションから1曲目「Tokyo Techtonix」の演奏を始め、ライブ定番曲「Yang 2」「Riders In The Rain」へとスムーズにつないでフロアの高揚感を高めていく。木幡の「新年1発目ってことで新曲でも」という言葉に続けてバンドは新曲「Dune」を披露。稲見がアウトプットする嵐のようなノイズを組み合わせたベースサウンドと、木幡が奏でる硬質なギターサウンドを長谷川が刻むパワフルなビートが支え、図太いアンサンブルが場内を包み込んだ。

avengers in sci-fi(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

avengers in sci-fi(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

また木幡はMCで「NOISEMAKERとガチの初絡み、ありがとうございます」とNOISEMAKERとの初ツーマンに感謝の言葉を述べる。さらに3月からツアーを行うことと、新曲のレコーディングの最中であることを告知し「2016年のアベンズは騒がしいぞって感じになると思うんでよろしく」と続けた。その後3人は「20XX」「Citizen Song」とライブの鉄板曲を畳みかけ、スペーシーなサウンドを轟かせた。

NOISEMAKERのライブの様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

NOISEMAKERのライブの様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

NOISEMAKERは「Heads and Tails」でライブの口火を切り、AG(Vo)が開口一番に「UNIT行くぞ! 来いよ!」と観客をけしかける。フロア前方でモッシュが発生する中、彼らはHIDE(G)の重厚なギターリフから始まる「THE NEW ERA」などを披露。AGが2016年最初のライブをニューシングル「Butterfly」の発売日に迎えられたことに感謝の意を伝えてから、シングルの表題曲を演奏。彼らは時折笑顔を見せながらラウドなサウンドを生み出して場内の熱気を高め、「Her Diamond」ではリフトされた観客がサビでクラウドサーフする光景が広がった。

NOISEMAKERのライブの様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

NOISEMAKERのライブの様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

ライブ終盤、YU-KI(B)は当日のリハーサル中にアンプが壊れてしまい、不安を感じていたことを観客に伝えるも「これからライブもレコーディングもあるけど、今すごい楽しいからいいよ」とコメント。AGは「みんながNOISEMAKER好きって胸を張れるように、俺たちは転ぶことはあってもこれからも駆け抜けて行きたいです」「『TWIN TOWER』は初めての相手とツーマンだし、自分たちにとってチャレンジでした。avengers in sci-fiありがとう。俺たちは挑戦し続けるから」と語った。ニューシングルのカップリング曲「Point of Origin」ではAGがフロアに飛び込むなど、熱いパフォーマンスが繰り出され、本編ラストは「SOMEBODY WANTS DAYS YOU CLOSE」で締めくくられた。

YU-KI(B / NOISEMAKER)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

YU-KI(B / NOISEMAKER)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

アンコールではまずUTA(Dr)が登場。少しおどけた様子を見せながら新年の挨拶をして観客を笑わせ、残るメンバーをステージに招き入れる。UTAに続けてAGは「俺ら怖いバンドだと思われるんだけど」と話し、フレンドリーなMCを展開して場を和ませていた。ラストに4人は人気曲「PLATINUM SHOES」を投下。MCでの空気から一変した激しいパフォーマンスで熱狂を生み出してライブを終えた。

なおNOISEMAKERは2月18日にUNITにて「TOWER RECORDS presents TWINTOWER」の2回目を開催。ゲストにHello Sleepwalkersを迎えてツーマンライブを行う。

この記事の画像(全39件)

TOWER RECORDS presents TWINTOWER
2016年1月19日 UNIT セットリスト

avengers in sci-fi

01. Tokyo Techtonix
02. Yang 2
03. Riders In The Rain
04. Dune
05. Soldiers
06. Sonic Fireworks
07. 20XX
08. Citizen Song

NOISEMAKER

01. Heads and Tails
02. THE NEW ERA
03. Oblivion
04. Butterfly
05. Horizon
06. DRIFTING CLOUDS
07. Her Diamond
08. Point of Origin
09. SOMEBODY WANTS DAYS YOU CLOSE
<アンコール>
10. Platinum shoes

TOWER RECORDS presents TWINTOWER(※終了分は割愛)

#002

2016年2月18日(木)東京都 UNIT
<出演者>
NOISEMAKER / Hello Sleepwalkers

#003

2016年3月17日(木)東京都 UNIT
<出演者>
NOISEMAKER / and more

全文を表示

読者の反応

  • 2

あぷあぷ (ぐんそー) @apuapu

NOISEMAKER × avengers in sci-fi、2016年ライブ初め競演 - 音楽ナタリー https://t.co/sLgMBxtIC4

コメントを読む(2件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 NOISEMAKER / avengers in sci-fi の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。