1月17日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて
モノブライトはサポートメンバーとして村上奈津子(Key / WONDERVER)、KENSUKE.A(Dr / SISTER JET)を加えた5人編成でステージに登場。ジャジーな雰囲気の新曲「HELLO」でライブをスタートさせ、フロアを揺らしていく。2曲目には2007年発表のアルバム「monobright one」の収録曲「デイドリームネイション」をプレイし、新旧織り交ぜた楽曲を畳みかけて観客を沸かせた。
最初のMCで「あけましておめでとうございます! モノブライトです!」と景気よく挨拶した桃野陽介(Vo, G)は、昨年12月に配信リリースした新曲「冬、今日、タワー」について「山下達郎か俺かってぐらいの素晴らしいウインターソングが生まれた」と自信満々に語る。さらに桃野は「春夏秋冬コーナー」と題して、四季になぞらえた楽曲を1曲ずつプレイすると宣言。彼らは「旅立ちと少年2」「夏メロマンティック」「雨にうたえば」「冬、今日、タワー」の4曲を立て続けに演奏してオーディエンスを魅了した。
ライブ後半にはカルメラのメンバーから小林洋介(Tp)、辻本美博(Sax, Clarinet)、たなせゆうや(Tb)の3人がバンドに加わり、8人編成でのライブが展開される。桃野の「旬なモノブライトをお届けしたい」という言葉から、バンドはホーン隊を加えた新たなアレンジで「頭の中のSOS」「踊る脳」といった楽曲を演奏して、バンドの最新モードを見せつけていく。MCで桃野は「ポロシャツを着たり脱いだり、ヒダカトオルが入ったり抜けたり、無口がしゃべったりしゃべらなかったり」と、バンドのこれまでの歩みを振り返りつつ「これからも『モノブライトの路線はこれです』ということはやりません。ずっと新しいことをやっていこうと思っています」と宣言。ファンからの喝采を浴びたバンドは5人編成に戻り、本編最後のナンバー「ビューティフルモーニング(Wake Up!)」をフロアに届けた。
アンコールのMCで去年ドラマーの瀧谷翼が脱退したことに触れた桃野は、「バンドっていう形を考えずに、音楽としてやりたいことをやっていきます」と、バンドの編成にとらわれずに活動を継続させていくことをファンに伝えた。最後は再びステージ上に8人が勢ぞろいし「アナタMAGIC」をプレイ。オーディエンスはもみくちゃになりながら彼らの演奏を楽しんだ。
なおライブでは新曲「ビューティフルモーニング(Wake Up!)」が2月12日に配信リリースされる旨と、6月に北海道、大阪、東京の3都市を回るツアー「Bright Ground Music ~B.G.M~ Tour」が実施されることが発表された。
モノブライト「モノブライト LIVE 2016 bright eyes」
2016年1月17日 渋谷CLUB QUATTRO セットリスト
01. HELLO
02. デイドリームネイション
03. 旅立ちと少年2
04. 夏メロマンティック
05. 雨にうたえば
06. 冬、今日、タワー
07. こころ
08. スロウダイヴ
09. 孤独の太陽
10. FUNKTOPIA
11. 頭の中のSOS
12. MOTHER
13. 踊る脳
14. JOYJOYエクスペリエンス
15. ビューティフルモーニング(Wake Up!)
<アンコール>
16. あの透明感と少年
17. アナタMAGIC
モノブライト「Bright Ground Music ~B.G.M~ Tour」
2016年6月9日(木)北海道 BESSIE HALL
2016年6月15日(水)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
2016年6月17日(金)東京都 LIQUIDROOM
リンク
- モノブライト Official Site
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