本日1月16日、
「がめつくストロング」はCharisma.com初の書籍となる。イベント前の囲み取材でいつか(MC)は普段音楽活動をする自身の言葉が書籍化されたことについて「いただいた(出版の)お話をありがたくちょうだいしただけ」だけに「非常に不思議ですね」としながらも「改めて読み返してみて『結局私、(歌詞と)同じことを言ってるな』って気付かされました」とコメント。一方ゴンチ(DJ)は「いつもより長く自分の話をしたことが新鮮でした」と続けた。
イベント本編は、本書の取材と執筆を担当したライター・高岡洋詞を司会に迎えてスタートした。まず書籍の注目ポイントを聞かれたいつかは、ゴンチが幼稚園時代の同級生にして初恋の人・トモくんのことを「好きだったみたいです」と伝聞形で語っていることが「一番ゴンチの本質を表している」点だと言及。「初恋のこと覚えてないの?」とゴンチにツッコミを入れ、「覚えてないんです!」と言い切る彼女に「だから毎回(恋愛に)失敗するんだよね」と呆れてみせる。そのゴンチは書中のいつかと大久保佳代子(オアシズ)との対談に触れ、いつかがゴンチに対して「死ね!」って思っていることを初めて知ったとポツリ。これにいつかが「私も普段から『死ね』って言ってるわけじゃないんですよ」「ゴンチだからそう思うんです」と笑うと、「生きたいと思いました!」と妙な決意を新たにしていた。
いつかが「私は一生懸命な人とセミには優しいんです」、ゴンチが「誰かから褒められても『どうせ本心じゃないんだろうな』と思っておいたほうがラクに生きられる」とそれぞれ不思議なポリシーを明かし、ゴンチが書籍掲載のお気に入りの写真として、自身のお見合い写真をピックアップ。「20歳のときに作った振り袖を着たので成人式の写真と比べてみたんですけど、だいぶ違いましたね」と苦笑いを浮かべ、またいつかが、楽曲「HATE」が注目を集めた頃、その状況に自身の気持ちが追いつかなかったと2013年当時を振り返るなど、コミカルからシリアスまで、ざっくばらんなトークを繰り広げたところでイベントは最終盤に。開演SEとして流れていた、3月2日発表のミニアルバム「愛泥C」のタイトルの由来を「“愛”と“C=Charisma.com”の間には“泥”が見える」「みんな愛のことを美化はしたいんだけど、そこには泥のような欲望が渦巻いているはず」としたいつかは、本作をラブソング集だと位置付け。「恋愛の曲が少ない私たちがこんなアルバムを作ったら面白いかな?と思った」「でも、聴いてみるとそんなに“愛”はなかった」と笑顔を見せる。そして改めて「毒舌OLラッパー、世間をぶった斬る!」という書籍のサブタイトルに触れた彼女が「私、そんなに普段から怒ってるわけではないですよ」と会場を笑わせたところでトークショーはお開きとなった。
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リンク
- 【Official】Charisma.com(カリスマドットコム)
- がめつくストロング|書籍詳細|扶桑社
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ユリ @yurivskyy
https://t.co/vgGgHN7tp1、「ゴンチの本質表れ」「生きたい」と誓った初書籍を大いに語る - 音楽ナタリー https://t.co/MurGB1kJD2