スターダストプロモーションによるライブイベント「俺の藤井 2016 in さいたまスーパーアリーナ ~Tynamite!!~」の2日目公演「やっぱりライブ!スタフェス~2016~」が、1月9日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
前日1月8日の初日公演「第1回 ワンデイワールドリーグ戦」では、2日目公演のトリと「スターダストイチ推しアイドル」の座を懸けてスターダスト所属の女性アイドルグループ8組によるバトル形式のライブが繰り広げられた。2日目公演では初日に「最高王者」の座を勝ち取った
メインステージのトップバッターを飾ったのはLAGOON。「二人がほしかったもの」では曲中に2016年の意気込みを1人ひとりがひと言で表明する。MIORI(Vo)は「遊ぶ」、yuri(Dr)は「伸ばす」、NANA.(B)は「攻める」、YUKINO(Key)は「楽しむ」と宣言し、AMI(G)は2016年の干支にちなんで元気よく「猿ー!」と叫んでからギターソロを奏でた。続くときめき▽宣伝部はステージ上で円陣を組んで気合い入れを行い、「土っキュン▽!!少女」「ぴょんぴょん」「そんな毎日」を全力でパフォーマンス。坂井仁香は「いつかこんな大きなステージでまたライブができるようにこれからもがんばります!」と笑顔で語り、最後はメンバー全員で「君のハートにロックオンッ!」と決めゼリフを叫んだ。
3組目は、スターダストプロモーション芸能3部所属アイドルの中で“お姉さん”的な立ち位置の栗田萌、松尾寧夏によるS★スパイシー。栗田は「スターダストの最年長アイドルです」と話してから「皆さんの心に焼き付けるようなライブをしたいです」と意気込んだ。2人は打首獄門同好会「私を二郎に連れてって」のカバーで、ラーメン二郎にてトッピングを注文をする際のコールをキレのある踊りとともに披露。さらに2015年10月発売のシングルのカップリング曲「STRIKE!!」「およげ!しらすちゃん~生しらす丼Ver~」などを畳みかけた。その後ステージにバンドセットが用意され、Le Lienが登場。彼女たちは1月27日にリリースする2ndシングルの表題曲「斬鉄剣」などを披露し、エッジーなサウンドで観客の興奮を誘う。ももクロが前日の公演でも歌った
「まずはこの曲から!」というメンバーの言葉を合図に「ダイビング」で勢いよくライブを始めたのは、福岡からやってきたばってん少女隊。6人は「今日はやりきるぞ!」などと気合いをにじませ、アッパーチューン「ばってん少女。」まで力いっぱいのパフォーマンスを披露する。そして「私たちがスターダスト100年に1組の逸材、ばってん少女隊だー! 福岡にも来てください!」と挨拶してステージをあとにした。続く3B juniorは26人全員が舞台に上がり、1曲目に全メンバーの自己紹介を含んだ名刺代わりの楽曲「ひとつよろしくどうぞ」を歌唱。「Stardust Fantasia」ではメンバーが観客と同じように青色のペンライトを振って一体感を高め、大所帯ならではのステージをいっぱいに使ったライブで観客を楽しませた。
たこやきレインボーは「オーバー・ザ・たこやきレインボー」や、根岸可蓮と彩木咲良がリコーダーを吹くパートもある「なにわのはにわ」で序盤から場内を盛り上げる。さらに「絶唱!なにわで生まれた少女たち」では堀くるみがパワフルなロングトーンを響かせ、「めっちゃPUNK」では清井咲希が「さいたまスーパーアリーナ! いつかここに帰ってきてやるからな!」と宣言するなど意欲的な姿勢を示した。またラストナンバー「六甲たこおろし」が終わったあと、スクリーンでたこ虹が今春にavex traxからメジャーデビューすることが発表された。メンバーは「よろしくお願いします!」と深くお辞儀をし、観客からの大きな喝采を浴びた。
「こりゃめでてぇな」でライブをスタートさせたのは私立恵比寿中学。自己紹介タイムでは廣田あいかが「俺の藤井」について「スタダDDの私にとって神イベです。みんなも楽しんでいきましょう!」と話し、真山りかは「ひなたがいないけど気持ちは8人です!」と療養中のためやむなく出演キャンセルとなった柏木ひなたについても触れた。そして野心むき出しの楽曲「売れたいエモーション!」でフロアにウェーブを巻き起こすなど大いに観客を楽しませ、ライブ後半は「金八DANCE MUSIC」からラストの「頑張ってる途中」までアクセル全開で駆け抜けた。
チームしゃちほこがステージに登場すると、前日のライブバトルで1度ももクロに勝利するという健闘ぶりを見せたこともあり、ひときわ大きな歓声が場内を包み込む。坂本遥奈の「しゃちほこいくぞー!」というかけ声から「エンジョイ人生」が届けられ、さらに「いいくらし」「カントリーガール」が続けて披露された。また「J.A.N.A.I.C.A.」では咲良菜緒がステージを降りてフロアを駆け回り、「さいたまスーパーアリーナは………広くて……しんどかった」と息を切らせながらステージに帰還。秋本帆華は前日のライブバトルを振り返りつつ、ファンの声援のおかげで2日目でトリ前にライブができていることに感謝の意を示し、大黒柚姫は「2016年はいいスタートが切れて、いい1年になるなって確信しました」と自信をみなぎらせた。そして3月12日に愛知・ポートメッセなごやで開催されるチームしゃちほこの単独公演「JK卒業ライブ」の告知映像が流されたあと、彼女たちは「ザ・スターダストボウリング」「乙女受験戦争」といったキラーチューンを畳みかけ、堂々たるステージでトリのももクロへとバトンを渡した。
「最高王者」のももクロは「夢の浮世に咲いてみな」でライブの口火を切り、「Believe」「Z女戦争」と立て続けに楽曲を披露。MCでは前日のイベント初日を振り返り、百田夏菜子は「白熱の対決の末、なんとかトロフィーをいただくことができました。後輩の勢いがすごかった……」と話し、高城れにが「1回(チームしゃちほこに)負けてるしね」とつぶやく。すると佐々木彩夏が「もうやりたくない」と言い出し、玉井詩織は「戦うとかやめようよ、同じ事務所なんだから!」と佐々木に同調していた。
ライブ終盤、5人は百田の「いいかお前らー! 2016年もしっかりと働けー!」という呼びかけから「労働讃歌」をパフォーマンスしたあと、最後に「走れ! -Z ver.-」を歌唱。大サビでメンバーが観客と同じようにペンライトを持つと、ステージの照明が落とされ、カラフルなペンライトの光が会場を美しく彩った。
ももクロの演目が終わり、最後は全出演者がステージに集結。全出演者は記念撮影のあと、LAGOONの演奏をバックに「七色のスターダスト」を歌唱した。ステージに降り注いだ銀紙が華やかなムードを一層盛り立て、最後は百田が「それでは皆さん、またお会いしましょう!」と音頭を取って全員で一礼。こうして6時間を超えるイベントは大団円を迎えた。
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