ベビレ、魂揺さぶるTDC単独公演で27曲熱唱「本当に幸せ」

9

423

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 164 250
  • 9 シェア

ベイビーレイズJAPANが12月28日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて、バックバンドを従えたワンマンライブ「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」を開催した。

「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」の様子。

「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」の様子。

大きなサイズで見る(全36件)

彼女たちの2015年の活動を締めくくるこの日のライブはチケットがソールドアウトを記録。会場は2000人以上の虎ガー(ファン)によって埋め尽くされた。

「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」の様子。

「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」の様子。[拡大]

ライブは炎をバックに疾走感あふれるナンバー「虎虎タイガー!!」で開幕。林愛夏は「今日は最も熱くいきましょう!」と虎ガーを煽り、「ベイビーアンビシャス!」や「Pondering」といったエモーショナルな楽曲を連投していく。MCで林は「今日はソールドアウトということで本当にうれしいです! 2015年最後のライブということで端から端まで皆さんと楽しいライブにしていきたいと思います」と意気込みを語った。

「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」の様子。

「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」の様子。[拡大]

ライブ中盤では大矢梨華子と高見奈央が体操のお姉さん、お兄さんに扮し観客を巻き込んで「世界はチャチャチャ!」のダンスを実施。さらにサンタの衣装を身にまとったメンバーが「冬の魔法」をしっとりと、「クリスマスがライバル」をパワフルに歌い上げた。そしてライブ終盤で5人は激しいナンバーをノンストップで連投。「SHOW TIME」から「夜明けBrand New Days」までの7曲を走り抜けた彼女たちは、最後に1月6日にリリースしたニューシングル「走れ、走れ」の表題曲を熱唱し、ライブ本編を終えた。

アンコールを受けて再登場した5人は笑顔で「SMILE」を歌い上げる。歌唱後、メンバーは1人ずつ感謝の言葉を述べていく。大矢は「まさか年末にTDCホールでライブができると思っていなかったので、今日のこの時間は幸せです。確実に私たちは前に進んでいるなと感じました」、渡邊璃生は「たくさんの方に出会って、たくさんライブをして、培って得たものが生かされているんじゃないかと感じてます。この景色を見ることができてすごく幸せです。今日、このステージで皆さんの前に立つことができてうれしい。まだまだみんなに伝えていきたいことがあるので、これからもがんばっていきます」、高見は「この1年はめちゃめちゃライブの本数を重ねて、夏はロックバンドさんと対バンもさせていただきました。勉強したことを皆さんの前で見せることができる場がたくさんあったので、最高の1年でした。“最新を最高のライブにする”というのをモットーにやってきたんですが、どんどんハードルが上がるんですよ。今日はいいステージにしようとがんばりましたが届きましたか? 2016年もよろしくお願いします!」とそれぞれ自身の気持ちを伝えた。

林愛夏

林愛夏[拡大]

続いて林は「またこうやって早く皆さんとライブがしたくてたまらない気持ちです」と述べたあと、感極まりながら「この1年間は、乗り越えることが多くて……」と言葉を詰まらせてしまう。虎ガーたちの声援を受けながら林は「でも、いつもそばには優しいメンバーやご指導してくださる優しいスタッフさん、信じられる人たちや、ここにいる支えてくれる皆さんもいて、私は歌うことができます。本当は泣きたくなかった……。でも本当に幸せで。ありがとう。この1年間私たちは“EMOTIONAL IDOROCK”を掲げてきて、それがなんなのか、どうしていくのかを模索したんですけど、たくさんのアーティストさんたちとライブをさせていただいて、肌でロックを感じたというか、音楽って本当にいいなと改めて思いました。あるバンドさんが『アイドルとロックの間に壁は何もない』と言ってたのが心に残ってます。私たちは、こうやって来てくださった皆さんに何かちょっとでも届けたいって思って歌っています。2015年、本当に幸せでした。2016年、もっともっと努力して後悔しない年にしたいと思います。どうかこれからもみんな健康でいてね。2016年もよろしくお願いします」とあふれる気持ちを語り、オーディエンスからの拍手に包まれた。

最後にリーダーの傳谷英里香は「2015年、私たちを信じて付いてきてくれてありがとうございました。みんなの笑顔、最高でした。1年を通して思ったことは、目の前にいる皆さんを音楽で、私たちのライブで笑顔にして、勇気を与える存在になりたいってことです。そこで2016年はもっともっとたくさんの人に観てもらえるようなライブをしていきたいと思います。私たちが主催する『EMOTIONAL IDOROCK FES』を夏の終わりに開催します!」と、彼女たちが主催するライブイベントの開催を発表した。傳谷は「その先に、私たちの目標である日本武道館満員や紅白出場などがつながっていると信じてます。これからも前向きに突っ走って、私たち自身でベイビーレイズJAPANを動かしていきたいと思っているので、信じて付いてきてください!」と述べ、全員でニューシングルに収録される新曲「Dreamer」を初披露した。

「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」の様子。

「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~」の様子。[拡大]

ダブルアンコールでは、5人は「皆さんの魂に届きますように」と「TIGER SOUL」を投下し2000人の魂を熱くさせる。歌唱後、林は「やっぱり、2015年はこの曲で終わりたいと思います! いけますか、皆さん! 一緒にいきましょう!」と曲振りし、ラストナンバー「夜明けBrand New Days」を熱唱。林の熱い歌声に虎ガーたちは全力で応え、サビ前には盛大なコールでTDCホールを大きく揺らした。声を震わせながらも歌い切った林に観客は盛大な拍手を送り、大歓声に包まれながら5人はこの日のワンマンライブを締めくくった。

この記事の画像(全36件)

ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015~史上最“熱”!ちょっと遅めのクリスマス大作戦~
2015年12月28日 TOKYO DOME CITY HALL セットリスト

01. 虎虎タイガー!!
02. ベイビーアンビシャス!
03. Pretty Little Baby
04. Pondering
05. 恋はパニック
06. 暦の上ではディセンバー
07. スーパーノヴァ
08. 最上級!!
09. ひとめぼれ初恋もよう
10. FOREVER MY FRIEND
11. 世界はチャチャチャ!
12. ぶっちゃけRock'n はっちゃけRoll
13. 充電満タン~サタデーナイト
14. 冬の魔法
15. クリスマスがライバル
16. SHOW TIME
17. 栄光サンライズ
18. JUMP
19. ベイビーレボリューション
20. ベイビーレイズ
21. S.O.K.
22. 夜明けBrand New Days
23. 走れ、走れ
<アンコール>
24. SMILE
25. Dreamer
<ダブルアンコール>
26. TIGER SOUL
27. 夜明けBrand New Days

全文を表示

読者の反応

  • 9

ベイビーレイズJAPAN@エモフェス2022.9/24-26 @babyraids_JAPAN

ベビレ、魂揺さぶるTDC単独公演で27曲熱唱「本当に幸せ」 - 音楽ナタリー https://t.co/25sj6HNVCf

コメントを読む(9件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 ベイビーレイズJAPAN の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。