吉川、アンナ、テルマ「New Classic GIG」の意気込み語る
2009年6月2日 10:56 1
8月15日・16日の2日間にわたり、東京国際フォーラム ホールAにてライブイベント「NEW CLASSIC GIG in JAPAN '09」が開催。出演者の
クラシック音楽と最新のポップ/ロックミュージックが融合した、豪華なステージが展開されるこのユニークなイベント。最初に出演者を聞かされたとき、土屋アンナは「テレビや雑誌でしか知らなかった人たちで、2人とは会ったことがなかった。きっと出会いにはすべて何か理由があると思うので、絶対に自分にとっていい刺激になるだろうな」と思ったという。青山テルマも「年齢や年代もみんな違うし、こういうイベントじゃないと一緒にできないメンツかな。私はロックのイベントにはあまり出ないので、こういう機会があるといろんな人たちと共演できるので、すごく嬉しいです」と、喜びを口にした。
フルオーケストラやDJを擁する、普段のスタイルとは異なるライブに対する不安や期待感について問いかけると、アンナは「不安はまったくない。どうなるかまだ想像もつかないけど、カッコイイものにしたいと純粋に思うので、いろいろ遊びながらいいものを作っていきたいですね」とコメント。今年デビュー25周年を迎えた吉川晃司も、「同じことばかり繰り返していても仕方ないんで、こうやって声をかけてもらえるのはすごく嬉しい。いつもよりも面白いものが感じられると思います」と意気込みを語った。
さらに、クラシックアレンジで歌ってみたい楽曲について聞いてみると、アンナは「メタルっぽい曲が(クラシックアレンジに)合うのはわかってるけど、8ビートの曲とかどうなるのよ?っていうのはあるから、ちょっとリハで試してみてから考えたいですね」と前向きな発言。テルマも「もとからストリングスが入っている曲は、アレンジがもっとクラシカルになると想像つくじゃないですか。じゃあ、もっとゴリゴリのR&Bやヒップホップの曲に、ストリングスが入ったらどうなるんだろうというのがあったり。逆にそっちのほうが楽しいんじゃないかという気がしますね」と興味深く語ってくれた。さらに「こんなに冒険ができるイベントなら、とことん新しいものを作っていけると思うので、想像できなかったようなものをみんなで作って、『これもアリだったんだね』と思えるようなライブにしたいです」と、今までの青山テルマとはひと味違った世界を期待させてくれた。
最後に、イベントを楽しみにしているファンに対するメッセージを求めると、アンナは「動いてもいいし、聴いてもいいし、目をつぶってもいいし。このライブにはルールはないと思うし、いろんな概念とか決めつけを全部なくして“無”で来ると、逆にいろんなものが見つけられて面白いかもしれないから、肩の力を抜いて楽な気持ちで遊びに来てくれたら嬉しいです」とコメント。テルマは「こんなライブ観たことないって思えるようなライブになるんじゃないかな。好き嫌いじゃなくて、『こういう曲もあるんだな』『こういう曲、前は嫌いだったけど好きになっちゃった』という発見の場でもあると思うし、体で感じて、心で感じてくれたらいいな」、吉川は「(チケット代を)払っていただいた分は、最低限楽しんで帰ってもらえるようにがんばります」とそれぞれ力強く語った。
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- NEW CLASSIC GIG in Japan '09
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音楽ナタリー @natalie_mu
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