砂原は電気グルーヴを脱退してからもたびたび活動に関わっており、映画で使用されている「FUJI ROCK FESTIVAL '14」のライブシーンで音源のミックスを手がけたほか、作品自体にもスーパーバイザーとして参加。大根監督も「始めにこの映画のざっくりとした構成を考えたときに、まりんさんの脱退のくだりは1つの山場になるだろうと思っていた。重要な証言をいただいて助かりました」と明かしており、砂原はこの映画が完成する上でのキーマンの1人だったという。
一方で砂原は自身のスタンスについて「周りにいる人が作品に口出しして、その人の特別な思いが映画に入っちゃうのはよくないと思った」とコメント。「正直、こんなにたくさんコメントが使われていると思わなかった」と続け、「『ちょっと僕のシーン多くないですか?』って言おうと思ったけど、僕も当事者というかバンドに関わった1人なので、作品に口を出してしまうとバイアスがかかっちゃうと思ったので(口出しするのを)止めました(笑)」と言って観客を笑わせた。
最後に砂原は「電気グルーヴは、何か起こるたびにとにかく素材に残そうとするバンドなので、山のように溜まったゴミみたいな素材を皆さんにお見せできるように有効活用していただいて、楽しんでもらったのがよかった(笑)」と締めくくった。
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電気グルーヴ映画でまりんが舞台挨拶「溜まったゴミを有効活用していただいた」 https://t.co/xAV1BIr73d