山崎まさよし「Listen with」イベントでルーツをファンと共有

山崎まさよしが12月26日に、定額制音楽配信サービス「うたパス」および「KKBOX」で展開されているチャット機能「Listen with」を使ったイベントに出演した。

「Listen with」はユーザーがアーティストと同じ音楽を聴きながら、アーティストとリアルタイムでチャットができるコミュニケーション機能。山崎は慣れないタイピングに少し苦戦しながらも、視聴者から寄せられるコメント1つひとつに目を通していた。

最初に山崎は「みなさん、こんばんは！アフタークリスマス、いかがお過ごしでしょうか？」と書き込みで視聴者に挨拶。9月に開催された「YAMAZAKI MASAYOSHI in Augusta Camp 2015 ～20th Anniversary～」のライブ音源から「僕はここにいる」「Let's form a R&R band」などを流し、ファンとともにイベントを振り返った。曲中に「本当に本当のまさやん??」といった発言が寄せられると、スタッフに撮影してもらった写真をアップロード。山崎本人がタイピングしている様子を確認したファンは「おお、すごい！」「えらい!!」といったコメントが書き込まれていた。

山崎の「ここからのテーマは、ルーツミュージックです」という発言からは、洋楽を中心としたセットリストを視聴者と共有。ポール・サイモン「恋人と別れる50の方法」流しながら「スティーブガッドのドラム、パラディドルを練習してください」と書き込んだり、ジミ・ヘンドリックス「Little Wing」を流しながら「完璧なコード進行」と投稿するなど、楽曲の聴きどころをファンに伝えていく。Creamの「White Room」を再生中に「ここちょっと『月明かり』に似てる」と書き込まれると、うなずきながら「影響されている部分はあるよね」と口頭でリアクションを取っていた。「世界一歌がうまいと思う」という投稿とともにCarpenters「Rainy days and Mondays」をかけると、視聴者からの「私も好きです」「癒されます」といった書き込みが相次いだ。

終盤に差し掛かり再び「YAMAZAKI MASAYOSHI in Augusta Camp 2015 ～20th Anniversary～」のライブ音源をかけた山崎は「キャンプありがとうございました」と打ち込み、ファンに感謝の気持ちを伝える。秦基博とデュエットを披露した「アイ」を聴いていた山崎は「秦とは相性がいいかも」と、竹原ピストルが歌う「未完成」を聴きながら「こいつすごいわ」と感慨深く語り、同じ事務所の後輩たちとの共演を楽しんだ様子を伺わせた。彼は「ありがとうございました。一応ここに居ました。いいクリスマスいい年越しを」というメッセージを視聴者に送り、「Listen with」のクライマックスへ。最後は自身が歌う「One more time, One more chance」を流して、イベントを締めくくった。