これは10月、11月の2カ月連続で発売された彼女たちのミュージックフォトカード購入者の中から、抽選により当選したファンのみが参加できる限定イベント。1部を「シークレット文化祭」、2部を「スペシャル体育館ライブ」として、都内の施設を舞台にメンバーは集まった大勢のファンをレアな内容で楽しませた。
1部の「シークレット文化祭」では比嘉奈菜子、百岡古宵による「モモヒガの輪投げコーナー」、南端まいなによる「南端画伯の似顔絵コーナー」、新井乃亜、宮本茉凜による「あらちゃんラジオ公開収録」、百岡による「ももちゃんとスーパーボールすくいのコーナー」、新井、宮本による「アラミヤのボール投げゲームのコーナー」、比嘉、南端による「劇団ガーヒー&南端朗読会」と銘打った催し物が行われた。輪投げやボール投げといったゲームコーナーでは、成功することでミュージックフォトカードの生写真にメンバーがサインをしてくれる特典があり、ファンはお目当てのメンバーのサイン獲得を目指して難易度の高い各ゲームに挑戦していた。
そして2部では舞台を体育館に移し、メンバーによるスペシャルライブが行われた。まずは今年3月にリリースしたT-Palette Records参加第1弾シングルより「YOU」「恋する感覚」の2曲を披露。歌唱後のMCでは新井が「今日は特別なイベントなので皆さんが私たちと一緒に盛り上がってくれるとうれしいです!」と挨拶し大歓声に包まれた。さらに「1年を振り返る」ことがこの日のライブのテーマだとアナウンスしたメンバーは、今歌った2曲が春をイメージさせる楽曲だったことをあわせて伝える。その後、話題は初めての全国流通CDリリース時の思い出に移り、比嘉が活動を始めてからまだ1度も実家のある沖縄に帰っていないことを明かす。比嘉は「アイドルネッサンスの活動で沖縄に行くと心に決めてるので! 2016年はリリースイベントで沖縄に行きたいです!」と固い決心を述べた。
石野からの「皆さんと駆け抜けた熱い熱い夏から曲をお届けします」という発言を受けて、6人は「夏の決心」「Dear, Summer Friend」の2曲を歌い上げた。宮本は夏の思い出として念願だった「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」に出演したことについて改めてファンに感謝を伝えつつ「夏、最高だった……」と思い出にふける。しかし宮本の発言に対してメンバーは「別のアイドル活動じゃん!」「それは“推し事”でしょ!」「私たちと駆け抜けた夏はなんだったの!?」と総突っ込みを受けることに。会場が笑いに包まれる中、次は秋と冬をイメージした「タイム・トラベル」「Lucky」「雪が降る町」の3曲を6人はしっとりと歌唱する。「本当に1年早いね」と改めて感想を語った彼女たちは「ちょっと寒くなってきちゃったので温まりましょう!」とファンを煽り、ライブ終盤戦に突入する。
定番のナンバー「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」から熱気あふれるパフォーマンスを見せつける6人は、続けて「ガリレオのショーケース」「シルエット」を連投。ラストには最新曲「Funny Bunny」を届けてライブ本編を終えた。アンコールを受けて再びステージに登場した6人は、1stシングル「17才」を熱唱し、大歓声を受けてこの日のイベントを締めくくった。
アイドルネッサンス シークレット文化祭 スペシャル体育館ライブ
2015年12月19日 都内施設 セットリスト
01. YOU
02. 恋する感覚
03. 夏の決心
04. Dear, Summer Friend
05. タイム・トラベル
06. Lucky
07. 雪が降る町
08. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
09. ガリレオのショーケース
10. シルエット
11. Funny Bunny
<アンコール>
12. 17才
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