「CHEERZ」初代年間王者はdrop滝口ひかり

12月13日に東京・UNITにてアイドルの写真投稿アプリ「CHEERZ」のリリース1周年を記念したイベント「CHEERZ iDOL AWARD 2015 - The First Anniversary」が開催された。

このイベントは神宿、フラップガールズスクール、名古屋CLEAR'Sと川越CLEAR'Sのコラボユニット、BPM15Q、プティパ -petit pas!-、drop、イケてるハーツの7組が出演するライブパートと、この1年間で「CHEERZ」を盛り上げたアイドルに対する表彰式の2部構成で実施。ファンは日頃から応援しているアイドルたちのパフォーマンスに大きな声援を送った。

ライブパートのトップバッターには各所のアイドルイベントで勢いを見せつける神宿が登場。「必殺！超神宿旋風」「Summer Dream」「原宿戦隊！神宿レンジャー」の鉄板曲3曲を届け、フラップガールズスクールへとバトンを渡す。クオリティの高いパフォーマンスでオーディエンスを魅了した彼女たちは「MOVING THE WORLD」「Calling U」「サマーデイズ DANCE」「面舵イッパイ！」「羽ばたけ翼」の5曲をノンストップで畳みかけ、ライブ序盤を大いに盛り上げた。

名古屋 CLEAR'Sと川越CLEAR'Sのコラボユニットは、名古屋の「LOVE!」、川越の「愛と勇気のクリーンパワー」をコラボバージョンで歌唱。ラストはCLEAR'Sグループの最新曲「答えしか知らないツライ」を歌い上げた。4組目には苺りなはむ、にかもきゅによるユニット・BPM15Qがエレクトロサウンドで会場の空気を一変させる。2人は「はくちゅーむ」「HANNARI」「BPM15Q!」の3曲でオーディエンスのハートを掴んだ。

ここで一旦ライブはブレイクタイムに突入し、その時間を使って表彰式が行われる。まずは昨年12月3日のリリース以来、1日も欠かさず投稿を続けたアイドルに対して「CHEERZ AWARD for MOST ACTIVE IDOL」が授与された。これには青山玲奈、道江幸子（以上、2名。フラップガールズスクール）、星野愛菜（Stella☆Beats）、伊藤あい（川越CLEAR'S）の4人が受賞。そして投稿した写真が話題になったアイドルに贈られる「CHEERZ AWARD for MOST BUZZING IDOL」は、にかもきゅが受賞した。にかもきゅは「自分の努力のおかげだと思います！」と投稿を続けてきた自分を自ら褒め称えた。

表彰式から再びライブパートへ移り、プティパ -petit pas!-が熱いロックチューンをステージで連発。日向すず不在のため篠崎こころ、真中のぞみの2人だけのライブとなったが「MAGIC」「レボピポ」「Jump!!」の3曲で観客のボルテージを上昇させた。続いて登場したdropもプティパに負けじと「ホーカスポーカス」「ロケットに乗って（bad ending ver.）」「走れ」というタイプの異なる3曲を届けて大歓声を受けた。

2度目の表彰式では、8月に開催された「@JAM EXPO 2015」の期間中に最も「CHEERZ」を通してイベントを盛り上げたアイドルに贈られる「Special Award of @JAM × CHEERZ 2015」。これにはイベント期間中に1日も欠かさず投稿していた胡桃沢まひるが高評価を受け、妄想キャリブレーションがグループとして受賞した。

ライブのトリを飾るのは、先日改名したばかりのイケてるハーツ。まずは中川翔子「空色デイズ」、アフィリア・サーガ「Triangle Wave」のカバーで会場を盛り上げ、ラストにつんく♂書き下ろしのメジャーデビュー曲「Let's stand up!」を初披露した。歌唱後、新ユウユは「この楽曲はつんく♂さんが私たちのために作ってくれた曲だと思っていましたが、歌っていく中で、つんく♂さん自身のことにも重ね合わせている楽曲なのかなと思うようになりました。この曲を私たちが歌うことで、つんく♂さんに対する応援歌になってくれるといいなと思ってます」とつんく♂に対してメッセージを送った。

すべてのライブが終了し、残すところ「CHEERZ」での累計評価で年間1位を決める「BEST PERFORMANCE OF CHEERZ 2015」の発表のみ。栄えある1位には滝口ひかり（drop）、2位には篠崎こころ、3位には中根もにゃ（STARMARIE）が受賞した。イベントの最後には年間王者の滝口が所属するdropによるスペシャルアンコールライブが行われ、代表曲の「なんにもいらない」と「冗談じゃないね」の2曲を熱唱し、1周年記念イベントを締めくくった。