己龍、Royz、コドモドラゴン合同ツアーで闘志むき出し競演

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12月6日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて、B.P.RECORDSに所属する己龍Royzコドモドラゴンの3組による合同ツアー「FAMILY PARTY」の東京公演が行われた。

B.P.RECORDSレーベルツアー「FAMILY PARTY」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(写真提供:B.P.RECORDS)

B.P.RECORDSレーベルツアー「FAMILY PARTY」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(写真提供:B.P.RECORDS)

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このツアーは11月に発表された3組の共同シングル「FAMILY PARTY」のリリースを記念して行われているもの。本ツアーの3本目にあたるZepp DiverCity TOKYO公演では、Royzがトップバッターを務めた。

昴(Vo / Royz)(写真提供:B.P.RECORDS)

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Royzは昴(Vo)の「今日は『FAMILY PARTY』だ! わかってんだろうなお前ら! 全員でかかってこい!」という煽りから、オープニングにぴったりなナンバー「THE BEGINNING」でライブの口火を切った。彼らは何度となくステージ最前に立ってフロアに近付いたり、昴が「前から後ろまで見えてんだよ! もっと来いよ!」と叫んだりと観客1人ひとりにバンドの存在感をアピールする。また「Emotions」の演奏中には突然カメの着ぐるみを着た己龍、コドモドラゴンの一部メンバーがゲスト参加するというサプライズも飛び出した。さらにRoyzはライブ中盤に、Royzファンには自身のグッズである緑色のペンライトを、コドモドラゴンファンにはカラフルにLEDが点滅する指輪型ライト、己龍ファンには扇子を取り出すように訴え、3組のファンそれぞれが愛用しているグッズがフロアを華やかに彩った。そしてバンドはアグレッシブなハイスピードチューン「疾風迅雷」などを演奏し、タイトでヘビーなバンドサウンドで観客の興奮を誘って次のバンドへとバトンを渡した。

ハヤト(Vo / コドモドラゴン)(写真提供:B.P.RECORDS)

ハヤト(Vo / コドモドラゴン)(写真提供:B.P.RECORDS)[拡大]

続けて登場したのはコドモドラゴン。冒頭からハヤト(Vo)はデスシャウトを轟かせ、「頭! 頭ー!」と観客にヘッドバンギングをするよう求める。またこの公演がニコニコ生放送で配信されていることから「ニコ生観てるヤツらはあったかい部屋で観てんだろうな、すっぴんでよ。でもライブやってるこっちにいるほうが楽しいってことを全員で見せつけてやろうぜ! 行くぞ東京!」と叫んだ。そしてバンドは「クアトロカ」などキャッチーなデジロックチューンを投下。さらにハヤトは「頭振ってないヤツ、動いてないヤツ、もっとしゃしゃっていいんだよ! 目当てのバンドがそれぞれいるんだろ? そのバンドに注ぐパワーをここでも出してくれよ! 全員参加だ!」と観客を扇動した。そして5人は合同シングルの収録曲「Sick?」などを全力で届け、会場のボルテージを高める。常に強気な姿勢でライブに臨んだ彼らだったが、最後には初のZepp会場でのライブができたことや、このイベントに来場した観客への感謝の気持ちを真摯に伝えてステージをあとにした。

黒崎眞弥(Vo / 己龍)(写真提供:B.P.RECORDS)

黒崎眞弥(Vo / 己龍)(写真提供:B.P.RECORDS)[拡大]

トリを飾る己龍のライブはキラーチューン「九尾」でスタート。黒崎眞弥(Vo)は「来いよ、メスブタクソやろうども!」と冒頭からまくし立て、ほかのメンバーは激しいパフォーマンスとテクニカルな演奏で観客の視線を釘付けにしていく。2曲目「拡聲ニ蝕ユ蠢」では黒崎が「拳を突き上げて、ぶつかり合え!」と叫び、フロアでは何度となくウォールオブデスが発生した。MCでは黒崎が「荒ぶるお前らの声をお聞かせ願おうか!」と話し、歓声を上げるファンへ「今日は腹から声が出てるじゃねえか、もっといけるだろ! ここからは奇声でいいんだぜ!」とさらに煽り立て、「休んでんじゃねえぞ! 休んでるヤツはぶち殺すぞ!」と声を荒げた。またライブ後半の「煉獄」では観客を座らせて“土下座ヘドバン”をさせるという一幕も見られた。

数々の和洋折衷ナンバーを畳み掛けた己龍は、ラストに「天照」を投下。拍手に包まれる中で演奏を終えたメンバーがステージを去るや否や、すぐにアンコールを求める声が響き渡る。アンコールでは己龍が1曲を披露したあとに、3バンドのメンバーが登場。シングル「FAMILY PARTY」のA-typeにのみ収録されている共作曲「繚乱レゾナンス」をにぎやかに届けてライブを締めくくった。

己龍、Royz、コドモドラゴンの集合写真。

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また3組の合同ツアーは12月25日の新潟・新潟LOTS公演で完結。各公演ではさまざまなサプライズやコラボが用意されているとのことなので、参加者はその内容にも期待しておこう。なお12月31日には神奈川・CLUB CITTA'にて3組によるカウントダウンライブ「COUNTDOWN FAMILY PARTY」が行われ、2016年1月には「FAMILY PARTY」企画の締めくくりとなる各バンドのワンマンライブが東京・Zepp Tokyoにて1月8~10日に実施される。

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B.P.RECORDSレーベルツアー「FAMILY PARTY」(※終了分は割愛)

2015年12月11日(金)大阪府 Zepp Namba
2015年12月13日(日)愛知県 Zepp Nagoya
2015年12月15日(火)岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
2015年12月16日(水)広島県 広島CLUB QUATTRO
2015年12月19日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
2015年12月23日(水・祝)香川県 高松MONSTER
2015年12月25日(金)新潟県 新潟LOTS
<出演者>
己龍 / Royz / コドモドラゴン

B.P.RECORDSプレゼンツ「COUNTDOWN FAMILY PARTY」

2015年12月31日(木)神奈川県 CLUB CITTA'
<出演者>
己龍 / Royz / コドモドラゴン

己龍単独公演「FAMILY PARTY千秋楽-己龍編」

2016年1月8日(金)東京都 Zepp Tokyo
<出演者>
己龍

コドモドラゴンOnemanLIVE -Oneman100回記念LIVE-「FAMILY PARTY Final-コドモドラゴン編-」

2016年1月9日(土)東京都 Zepp Tokyo
<出演者>
コドモドラゴン

RoyzOnemanLIVE「FAMILY PARTY Final-Royz編-」

2016年1月10日(日)東京都 Zepp Tokyo
<出演者>
Royz

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keills @bxnutk9464

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