今年で5周年を迎えた「下北沢にて」。今年は初の2日間開催で、2日間合計で120アクトが出演し、来場者は2000人を超えた。イベントのオープニングを告げるパレードにはTHEラブ人間メンバーや出演アーティスト、ボランティアスタッフ、下北沢の“自称守り神”しもっきー、科楽特奏隊のイッチバロンらが参加。手作りの神輿を担ぎながら下北沢の街を練り歩いた。
1日目には音速ライン、Alaska Jam、石崎ひゅーい、Helsinki Lambda Clubらが出演。THEラブ人間の元ベーシストである、おかもとえみはバンドを従えてライブに臨み、ソロアルバム「ストライク!」の収録曲を多数披露してオーディエンスを盛り上げた。大阪・ミナミ地区のサーキットイベント「見放題」がプロデュースした下北沢Basement BarのステージにはセプテンバーミーやQOOLANDなどが登場。初日の“見放題枠”のトリはTHEラブ人間と共同ツアーを行ったココロオークションが務め、「ヘッドフォントリガー」や「プリズム」をはじめとする人気曲でフロアを沸かせた。下北沢GARDENのトリは忘れらんねえよが担当。柴田隆浩(Vo, G)がTHEラブ人間への熱い思いを語りすぎたあまり、アンコールができないというハプニングに見舞われてしまったが、熱量の高いパフォーマンスで初日のトリという大役を堂々と務め上げた。
2日目は“見放題枠”に加えて、テレビ東京系の音楽番組「音流~ONRYU~」がプロデュースする“音流枠”も用意された。この枠にはnever young beach、SHAKALABBITSなどが出演し、会場となったClub251は大盛況となった。長崎からやってきたスリーピースバンドBAN'S ENCOUNTERはStudio BAYDの1室に設けられたステージでエネルギッシュなプレイを見せつける。大トリのTHEラブ人間の前に下北沢GARDENに現れたMy Hair is Badは、椎木知仁(G, Vo)が「THEラブ人間を倒しに来ました!」と宣言した通り、超満員の会場で「元彼氏として」や「真赤」など人気曲をアグレッシブに届けてオーディエンスを沸騰させた。
金田康平(Vo, G)が目をギラつかせながら「ここをどこだと思ってんだよ! 俺たちについてくればいいんだよ!」と叫び、THEラブ人間のステージは「砂男」で始まる。続く「わたしは小鳥」で大合唱を巻き起こした6人は、代表曲「大人と子供(初夏のテーマ)」でさらにフロアを沸かせた。金田はイベントを始めた頃を振り返り、「あの頃(サーキットイベントをやることについて)『カッコ悪い』って言ってた奴らに『ざまあみろ』って思ってます。だってこのイベントをやる意味、超あるでしょ? めっちゃ楽しくて、この日のこと、忘れられないよね?」と語る。そして6人は最後に「クリームソーダ」をプレイし、本編を締めくくった。アンコールでは2016年2月にフルアルバム(タイトル未定)のリリースを予定していることと、ワンマンツアーを行うことを発表。さらにそのアルバムに収録される予定の新曲「コント」を初披露し、さとうまりな(B)による一本締めで「下北沢にて'15」の幕を下ろした。
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◁◁◁嬉しいニュース
先日出演しました
THEラブ人間主催"下北沢にて"
の特集記事にBAN'S ENCOUNTER載せていただいてます!
感動しました。写真つきでした。
是非、見てほしいです。
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