ドリカム、ド派手フライング＆ストーリー仕立てで魅せるワンダーランド開幕

11月28日、DREAMS COME TRUEの全国ツアー「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2015」の初日公演が東京・東京ドームにて開催された。

「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」は、4年に一度、ファンからのリクエストをもとに選曲されるグレイテストヒッツライブ。7度目となる今回は壮大なストーリー仕立てで、“ワンダーランド王国”を分裂の危機から救うため「LOVE」「TEARS」「LIFE」の3要素をめぐる冒険が繰り広げられるというファンタジックな設定が設けられた。

初日に集まった約4万5000人のファンは、吉田美和と中村正人のフライングパフォーマンスや世界最大級の巨大バルーンスクリーンの演出など、ワンダーランドならではのダイナミックで斬新な演出とパフォーマンスを堪能。冒頭で吉田が「1人残らず幸せにしてあげるからね！」と叫ぶと、熱いレスポンスの声がドーム内にこだました。

その後ライブでは、ドリカムの楽曲を「LOVE」「TEARS」「LIFE」という3つのタイプに分け、それぞれを代表するナンバーが次々に演奏されていく。バンドにはEarth, Wind & Fireに在籍していたソニー・エモリー（Dr）を起用し、彼の力強いビートも観客を踊らせていた。

約3時間半、約30曲のヒットメドレーを展開したドリカム。今後は大みそかに北海道・札幌ドームで行われるカウントダウンライブまで、全国5大ドームを巡って計40万人を動員する。