11月23日、
オープニングSE、New Order「Ceremony」に乗ってドラム、ベース、ギターからなるサポートバンドとともにステージに現れた瀧川は愛機・Gibson Firebirdを手にするとデビュー曲「Season」に続けて、超満員のフロアがクラップを打ち鳴らしたダンスチューン「赤いスニーカー」、1980年代ニューミュージックを思わせる「ふたりよがり」をプレイ。O-nestにあふれかえらんばかりの歓声と拍手を集めてみせた。
その声を受け「アマチュア時代から出させてもらってるけど、こんなに満杯のO-nestは初めてです」と話した瀧川は「うれしいな」を繰り返しながら、次の曲の振り付けをオーディエンスにレクチャー。彼らとともにトライバルな「Summer of Love」を歌い踊ると、同じく夏をテーマにしながらも大きくテイストの異なるミディアムナンバー「夏の花」でメロウな歌声を響かせた。
続くMCで「まさかこんな日が来るとは思わなかった」とワンマンライブが盛況のうちに進行していることを喜びつつ「私、人前で泣けないタイプなんですけど、皆さんは泣いてもいいんですよ」とフロアを笑わせた瀧川は「次は風景と一緒に歌おうと思います」とひと言。これを不思議そうに聞いていたオーディエンスに「観ていればわかります」と笑った彼女は、ステージ奥の大スクリーンに夕暮れの街並みの映像が映し出される中、「日々モノクローム」をアコースティックギターの弾き語りで披露した。
改めてバンドメンバーと合流し「銀河鉄道の降り方」をパフォーマンスした瀧川はそのバンドメンバーの紹介を挟みつつ、ドラマーの繰り出すセカンドラインのリズムにオーディエンスがクラップを重ねる「Never Ending Crawl」と、アッパーなギターロック「ロストラブレター」を連投。そして「大変なお知らせがあります!」「次が最後の曲ですって。ないわー」と慌ただしく続けるも、「そうだ! ちゃんと言っておかなきゃ」とオーディエンスに感謝の言葉を伝えると、最新シングル曲「さよならのゆくえ」をプレイして、彼らの歓声に手を振って応えながらステージをあとにした。
アンコール代わりの「ありさ」コールに応えた瀧川が「じゃあ最後は皆さんの汗を冷ましつつ」と、自らの世代の抱える思いを乗せたロックバラード「1991」を歌い「ありがとうございました」「ハッピーです」と再び舞台袖へと歩を進めるも、フロアからはまたも「ありさ」コールが。「やばいよ、やばいよ」「うれしいな」「どうしようかな?」とステージに舞い戻った彼女は「Season」を再度プレイして「家に帰るまでがワンマンライブです!」と笑顔で初のワンマンライブを締めくくった。
なお音楽ナタリーでは現在、シングル「さよならのゆくえ」のリリースを記念して瀧川のロングインタビューを公開している。
関連する特集・インタビュー
瀧川ありさ 1stワンマンライブ
2015年11月23日 TSUTAYA O-nest セットリスト
01. Season
02. 赤いスニーカー
03. ふたりよがり
04. Summer of Love
05. 夏の花
06. 日々モノクローム
07. 黒板
08. 銀河鉄道の降り方
09. Never Ending Crawl
10. ロストラブレター
11. さよならのゆくえ
<アンコール>
12. 1991
<ダブルアンコール>
13. Season
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