「Deviluse」初のイベントでSWANKY、SiM、FACTが激突

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アパレルブランド・Deviluseが主催するライブイベント「Deviluse EXCLAIM episode1」が11月16日に東京・原宿アストロホールにて開催された。

「Deviluse EXCLAIM episode1」出演者とDeviluseスタッフ。(Photo by Kohei Suzuki)

「Deviluse EXCLAIM episode1」出演者とDeviluseスタッフ。(Photo by Kohei Suzuki)

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「Deviluse EXCLAIM episode1」はDeviluseが手がける初めてのライブイベント。当日の昼まで出演者はシークレットという趣旨にもかかわらず、チケットは事前にソールドアウトしていた。そしてアナウンスされた出演者はSWANKY DANKSiMFACTというDeviluseとゆかりのある3組。年内での解散を発表しているFACTは11月20日の自主企画イベント「ROCK-O-RAMA 2015」がラストライブとあって、ファンは残りわずかな彼らのライブを堪能した。

「Monster」でコラボするSWANKY DANKとRyo(Vo / Crystal Lake)。(Photo by Kohei Suzuki)

「Monster」でコラボするSWANKY DANKとRyo(Vo / Crystal Lake)。(Photo by Kohei Suzuki)[拡大]

イベントはDeviluseスタッフによる出演バンドへのインタビュー映像の上映ののち、各バンドのライブが始まるという構成で進行していく。この日の1番手を担ったのはSWANKY DANK。インタビューでは、Deviluseのデザイナー・Daisuke Hirataと昔バンドを組んでいたというSHUN(Dr)が「今回関われて幸せ」と述べ、KOJI(Vo, B)は「がっつりブチ上げたい」と意気込みを語った。ライブでは4人は「misery」や「number」といった軽快なポップチューンを連投し、場内の温度をぐんぐん引き上げていく。「Monster」ではCrystal LakeのRyo(Vo)が登場。迫力あるシャウトで楽曲を彩った。

MAH(Vo / SiM)(Photo by Kohei Suzuki)

MAH(Vo / SiM)(Photo by Kohei Suzuki)[拡大]

「今までお世話になっている分、恩返しがしたい」とこの日のライブへの思いを語ったSiMは、ライブが始まるとさっそく「Get Up, Get Up」「KiLLiNG ME」で観客を焚きつけた。MCではMAH(Vo)が「僕は人と同じような服を着るのが嫌なんですけど、今日はみんなと同じ服を喜んで着て帰ろうと思います」とDeviluseへの愛を語る。そして「Deviluseがずっと続くように」とバンドはバラード「Same Sky」を届けた。さらに終盤にはMAHが、この日がFACTとの最後の対バンであることを嘆く。続けて「FACTにありがとうを込めて……『a fact of life』!」と叫び、4人はFACTの同曲のカバーを披露。かと思いきや「練習してませーん!」とイントロで演奏を終えるというユーモアを見せ、さらにMAHは観客へ「FACTへ『ありがとう』と『なんで解散するんだよ』(という気持ちを)めいっぱいぶつけてください」と語りかけた。そして自身もその思いをぶつけるように感情的に歌唱していった。

FACT(Photo by Kohei Suzuki)

FACT(Photo by Kohei Suzuki)[拡大]

「Deviluse EXCLAIM episode1」でのFACTのライブの様子。(Photo by Kohei Suzuki)

「Deviluse EXCLAIM episode1」でのFACTのライブの様子。(Photo by Kohei Suzuki)[拡大]

2006年にDeviluseと出会ったというFACTはこの日の中でもっとも付き合いが長いバンド。Hiro(Vo)はインタビュー映像の中で「僕らにとっては最後のDeviluseのイベント。昔まで思い出してライブします」と思いを述べた。そして始まったライブでは1曲目に初期曲「pressure」をドロップ。ステージ袖からDeviluseスタッフが次々とフロアへダイブし、場内の盛り上がりはすでに最高潮に。続く「FOSS」ではHiroがフロアへ進んでファンにマイクを託し、「slip of the lip」ではフロントメンバー5人がジャンプを繰り返すなど、6人は楽しそうに演奏する。中盤にはHiroが「気付いたらSupremeみたいになっててください」とDeviluseへエールを送り、観客に向けては「お前ら、服買えよ!」と呼びかけた。また「wait」ではプレイヤー陣が向き合って轟音を繰り出し、Hiroは観客の上に立ちクラウドサーファーとハイタッチしたり頭を撫でたりして、盛り上がるファンをうれしそうに迎え入れる。「disclosure」ではクラウドサーフからステージへたどり着いたファンがKazuki(G)のギターを演奏してみせる場面も。メンバーはそれを喜び、ファンと息を合わせてプレイした。そして勢いそのままにバンドはラストナンバー「a fact of life 」まで駆け抜け、熱気に包まれる中「Deviluse EXCLAIM episode1」の幕を下ろした。

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Deviluse EXCLAIM episode1
2015年11月16日 原宿アストロホール セットリスト

SWANKY DANK

01. misery
02. number
03. Remember me
04. Monster feat.Ryo(from CRYSTAL LAKE)
05. Story Begins
06. the answer
07. Sink Like a Stone
08. Listen to the Radio

SiM

01. Get Up, Get Up
02. KiLLiNG ME
03. Evolution is Solution
04. CROWS
05. GUNSHOTS
06. Same Sky
07. EXiSTENCE
08. Blah Blah Blah
09. f.a.i.t.h

FACT

01. pressure
02. FOSS
03. los angels
04. slip of the lip
05. worm
06. stick
07. the way down
08. wait
09. disclosure
10. miles away
11. a fact of life

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FACT @factjapan

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