佐橋佳幸の32年間をまとめた3枚組コンピ発売、大滝詠一のエルヴィスカバーも

佐橋佳幸が32年間におよぶ音楽生活の中で、ギタリスト、ソングライター、編曲家、プロデューサー、シンガーなどさまざまな立場で関わった名曲をまとめた3枚組コンピレーションアルバム「佐橋佳幸の仕事（1983-2015）～Time Passes On～」が、本日11月13日にSony Music Shopとタワーレコード限定でリリースされた。

この作品には渡辺美里の「センチメンタル カンガルー」や、佐橋が印象的なギターのイントロを弾いている小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」、槇原敬之「もう恋なんてしない」、藤井フミヤ「TRUE LOVE」、福山雅治「HELLO」、竹内まりや「毎日がスペシャル」といったヒット曲の数々を時系列で収録。さらに、このアルバムのために山下達郎自らオリジナルマルチテープから新たなミックスを施した「氷のマニキュア（2015REMIX）」や、大滝詠一が1997年に録音したエルヴィス・プレスリーのカバーがボーナストラックとして初CD化される。

選曲および監修は佐橋と音楽評論家の能地祐子が担当。ジャケットとブックレット内のイラストは佐橋自身による熱烈なオファーにより、「レコスケくん」でおなじみのイラストレーター / マンガ家、本秀康が描いている。

なお佐橋は、ソニー・ミュージックダイレクトのオフィシャルサイト・OTONANOにて配信中のネットラジオ番組「伊藤銀次の『POP FILE RETURNS』」に2回にわたってゲスト出演しており、1997年に極秘裏に行われた大滝詠一のセッションの模様や、ギタリストとして全国ツアーに同行中の山下達郎とのエピソード、妻・松たか子が小学生だった頃の不思議な縁などについてたっぷりと語っている。