カメラマンの三吉ツカサによる
上映会には三吉とBRAHMANのメンバーが登壇。20年来の付き合いという彼らは、お酒を飲みつつ貴重なエピソード満載のトークを繰り広げた。三吉に出会ったときの感想を尋ねられたRONZI(Dr)が「俺が言うのもなんだけどチビだなと思った。子供だからちっちゃいのかなと思ったらそのままだった」と述べると、MAKOTO(B)は「『A MAN OF THE WORLD』のツアーに同行してくれて、社長の車でいっつも寝てて、よく寝る子だなーと思ってました」と発言。するとKOHKI(G)が「9割方寝てましたね」とツッコミを入れ、会場を笑わせる。
TOSHI-LOW(Vo)は「俺、何回かツカサに『つまんねーっす』って言われたことがある。それを言われた時期って自分でもちょっと迷ってた時期で、すごくショックだった。だからすごく信頼してる」と口にすると、三吉は「本当につまんなくなった時期があって。直接言える関係であればそれは絶対言ったほうがいいし、『俺がずっと撮っていきたいバンドじゃない』というのは言わないといけないと思った。大事なバンドなんです」と絆の深さをうかがわせた。
三吉はBRAHMANのライブの終演後、毎回写真を1枚選んでBRAHMANのサイトに公開しており、トークでは写真の選定方法についての話題に。彼は「イベントの趣旨をまず考えて。意味なく出るバンドではないので、次に出た意味を考えて。その上で何をやったか。それを僕が撮った素晴らしい写真の中から選ぶ」とユーモアを交えつつ解説した。また話は写真展で展示されていた、野外ライブでBRAHMANを見つめる客だけを捉えた1枚の写真に及び、三吉は「あの日の意味はあそこに入っている」と明言。するとTOSHI-LOWは「あの写真には瞳の中にBRAHMANが映ってるよ。そういう選択ができる三吉ツカサはいいなと思う」と語った。
映画「ブラフマン」は現在も各地で上映されており、11月4日には岩手・フォーラム盛岡にてTOSHI-LOWのトークショー付き上映会が行われる。
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梵天 @idatenkali
BRAHMAN×写真家・三吉ツカサ、映画館で酒を飲みつつ貴重トーク - 音楽ナタリー http://t.co/2usdCjehUy