これは4月にコラボシングル「Don't stop」をリリースしたPUSHIM×韻シストの東阪でのスペシャルライブ。ラストを飾る東京公演はまず韻シストが先陣を切り、代表曲「Daily A Life」からライブを始めた。
BASI(MC)、サッコン(MC)、TAKU(G)、SHYOU(B)、TAROW-ONE(Dr)の5人は「来たで今日が!」とこの日を心待ちにしていた様子で、BASIはオーディエンスにも「この日に照準を合わせてきたのならば、自分に遠慮をしないでください」と呼びかける。彼らは「Don't stop」のカップリングに収録した韻シストの最新曲「90's Nights」や、MC2人を除いた韻シストBAND形態で「Dear」、大きなコール&レスポンスが巻き起こる「一丁あがり」などを披露。そのグルーヴィな楽曲の数々に、観客も大いに体を揺らして応え、サッコンはイベント名とかけて「ここがグルーヴ村でしょ!」と声を上げた。
後攻のPUSHIMのアクトは、TAKU、SHYOU、TAROW-ONE、マイケル☆パンチ(Key / PUNCH&MIGHTY、BREMEN)らの演奏を従えて進行。挨拶代わりに「RAINBOW」「Anything For You」を届けた彼女は「今夜の『GROOVE VILLAGE』、私と韻シストのエクスクルーシブな一夜になってます。皆さん最後の最後まで楽しんでいってください!」と口にする。また、PUSHIMは先日徳間ジャパンコミュニケーションズに移籍し、新レーベル「Groovillage」を設立したことをファンに直接報告。「私、“村長”なので皆さんよろしくお願いします」と笑いかけ、これからも変わらず歌い続けていく意志を表すように「That's my blues song」を熱唱し、その後「自分の刺激になるチャンスを与えてくれて本当にうれしいし、感謝してます」という韻シストへの思いを込めて、彼らの「Dear」をカバーした。
アンコールはPUSHIM×韻シストの共演パート。MCでは、2組が初対面した場である「Don't stop」のミュージックビデオ撮影時のエピソードで盛り上がり、仲のよさをにじませる。そして「やっぱりこの曲をやらな終われん!」というPUSHIMの言葉から「Don't stop」へとなだれ込み、ミラーボールが回るもとで観客はそのグルーヴに酔いしれる。さらに韻シストの「Neighborhood」、PUSHIMの「FOREVER」とそれぞれのナンバーを2組の共演で届け、機転の利いたパフォーマンス力と相性のよさを見せつけてコラボライブを締めくくった。
なお、11月4日に発売となるPUSHIMのフィーチャリングベストアルバム「RIDE WITH YOU ~FEATURING WORKS BEST~」には
※記事初出時、アーティスト名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
PUSHIM×韻シスト「PUSHIM×韻シスト "GROOVE VILLAGE~NO GROOVE, NO LIFE.~"」
2015年10月6日 渋谷CLUB QUATTRO セットリスト
韻シスト
01. Daily A Life
02. On & On
03. 90's Nights
04. Move it
05. Dear
06. 一丁あがり
07. Bird
08. 哀愁のチューン
PUSHIM
01. RAINBOW
02. Anything For You
03. MESSENGER
04. Sorry Mama~Tokyo City
05. A Place in the Sun(オリジナル:スティーヴィー・ワンダー)
06. That's my blues song
07. Dear(オリジナル:
08. a song dedicated
PUSHIM×韻シスト
01. Don't stop
02. Neighborhood(オリジナル:韻シスト)
03. FOREVER(オリジナル:
関連商品
リンク
- PUSHIM Official Web Site
- 韻シスト OFFICIAL WEB SITE/HOME
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ナタリーさんが「GROOVE VILLAGE」のライブレポートを掲載してくれました。→ PUSHIM×韻シスト「ここが“グルーヴ村”」互いへのリスペクト込めたコラボ公演 - 音楽ナタリー http://t.co/Tt9EUDidDi