本作はがんにより33歳で亡くなった安武千恵氏が、生前に夫と娘のはなとの日々をつづったブログから生まれた同名エッセイを映画化したもの。病魔に侵されながら命懸けの出産を乗り越え、はなに食の大切さを教え続けた安武氏の闘病生活と、家族の絆を描く。
今回一青は安武氏が自身の代表曲「ハナミズキ」を愛聴していたという縁からオファーを受け、家族を思う気持ちを歌ったミドルテンポのナンバー「満点星」を制作した。この曲について広末は「初めて聴いた時、とても大きな優しさに包まれた気持ちがしました。聴く度に、心に沁みる体に響く楽曲です」とコメントしている。なお一青は広末演じる主人公・安武千恵の姉役として劇中に出演する。
「はなちゃんのみそ汁」は来年1月9日に全国公開。これに先駆けて、12月19日に福岡県内の劇場および東京・テアトル新宿にて先行公開される。
一青窈 コメント
春の季語、満点星躑躅(ドウダンツツジ)からタイトル、【満点星】を頂きました。中国語読みでドウダンですが一般的には分かりにくいと思ったので“まんてんぼし”としました。花言葉は……「素直な告白」です。母としてまっすぐにはなちゃんに愛を注いだ千恵さんとそれを一心にサポートする安武さんとその愛に応えるはなちゃんと気持ちをいつもいつも素直に伝える家族のあり方が素敵だなぁと思って、これに決めました。花期には樹全体が真っ白になることから【満点星】の字が当てられたそうです。属名のEnkianthusはギリシャ語のenkyos(妊娠する)+anthos(花)からきています。膨らんだ花の形が、はなちゃんがいつかママと同じように美しい子供を宿すように純白のドレスの裾をイメージしてはなちゃんの未来のウエディングドレス姿と重ねて書きました。この樹は秋の紅葉も鮮やかで菱形の葉っぱです。ぽこっとつぼみから花が咲き出すのも可愛らしいはなちゃんの笑顔に重なりました。
広末涼子 コメント
(一青窈さんの楽曲を)初めて聴いた時、とても大きな優しさに包まれた気持ちがしました。聴く度に、心に沁みる体に響く楽曲です。(実際に、本編で「満点星」を歌って演じるシーンがあったのですが)役を通じてこの曲を歌わせていただいた時には、涙が止まらなくなってしまい……困りました。この映画を物語る素晴らしい楽曲を作ってくださった一青さんに、深く心から感謝しています。
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リンク
- 映画『はなちゃんのみそ汁』公式サイト
- 一青窈オフィシャルサイト
- 『はなちゃんのみそ汁』予告編 - YouTube
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書き下ろしとかどーでもよくて、それよりもこれって映画化するの決まってたのね。うわっ、あんだけ叩かれてよくヤル気あるな。僕も反対だぞ。