ムック・ミヤプロデュース「COMMUNE」で5バンドが“競艶”

2015年9月7日 0:00 342 4 音楽ナタリー編集部

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昨日9月5日、東京・新木場STUDIO COASTにてムックのミヤ（G）がプロデュースするライブイベント「COMMUNE Vol.1」の東京公演が開催された。

ムック（撮影：西槇太一）

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ギルガメッシュ（撮影：西槇太一）［拡大］

「発狂」をキャッチコピーに掲げて東京と大阪の2都市で展開された「COMMUNE Vol.1」。東京公演にはムック、D'ERLANGER、ギルガメッシュ、DEZERT、NOCTURNAL BLOODLUSTが参加し、激しいライブバトルを繰り広げた。

トップバッターを務めたギルガメッシュはライブの序盤からフロアにサークルピットを生み出し、オーディエンスを煽っていく。ラストナンバーの「evolution」では左迅（Vo）がフロアに降り、一体感を作り出した。続くNOCTURNAL BLOODLUSTは、ギルガメッシュの作り出した熱狂に拍車をかけるようにハードコアなナンバーをフロアに叩き込む。またDEZERTは、「『嘔吐』」「『誤解』」といったダークなナンバーを披露し、おどろおどろしい世界観を描き出していった。

D'ERLANGER（撮影：西槇太一）［拡大］

D'ERLANGERは「Dance naked, Under the moonlight」からライブをスタートさせ、「Angelic Poetry」「LULLABY」などを畳み掛けていく。出演者の中でもっともキャリアのあるバンドとしての貫禄を見せつけるステージに観客は大興奮だった。

トリを務めたムックは「睡蓮」からライブをスタート。「遺書」ではNOCTURNAL BLOODLUSTのCazqui（G）を、「蘭鋳」ではDEZERTの千秋（Vo）をギタリストとして迎えるなど、この日ならではのセッションも披露しオーディエンスを歓喜させる。さらに逹瑯（Vo）の「今日集まったバンドは同じ穴のムジナだから、誰のファンとか関係ないから暴れちまえ！」という煽りでフロアは狂乱の渦に。ラストナンバーの「TONIGHT」まで熱い盛り上がりをみせた。

なお終演後にはスクリーンに「SEE YOU IN 2016」の文字が映し出され、第2弾の予告をもって「COMMUNE Vol.1」は終了した。