この公演はシシドのミニアルバム「K5(Kの累乗)」のリリースを記念したもの。彼女はステージ中央前方に設置されたドラムセットに座り、「K5」のオープニングナンバー「theme」を演奏する。続けて彼女は髪を振り乱しながら「くだらない世の中で」「Miss. ミスミー」とアップテンポのロックナンバーをプレイ。演奏後に拍手を送って盛り上がるオーディエンスへ「アツいね! 最後まで存分に楽しんでいきましょう!」と呼びかけた。
ライブではキーボード奏者2名とギタリスト、ベーシストからなるサポートメンバーが、時おり自分たちの立ち位置付近に設置されたドラムを叩いてシシドのパフォーマンスを支えた。「ラヴコリーダ」の演奏時には彼らがスティックを持ってそれぞれドラムを叩くというシーンも。その間シシドはドラムセットを離れて花道を歩きながら聴衆を煽る。また今月でデビュー3周年だというシシドはMCで「シシド・カフカになってから、夏はライブを楽しんでます」と、充実したアーティスト生活を送っていることをファンに話した。
ライブ後半を迎え、彼女は「K5」でコラボレーションした
斉藤の客演後、一旦ステージを離れたシシドはフロア後方から再登場。オーディエンスをかき分けながら花道に登り、ダイナミックなストロークでドラムを叩き「サバイバル」を歌う。彼女は「まだまだ行くよ、ついてきて!」と声を上げ、怒涛のロックチューンを連発。「キケンなふたり」「負けないゲーム」「愛する覚悟」といったアッパーなナンバーで本編を締めくくった。
アンコールではシシドがステージから「初Zepp、とてもいい眺めです。この居心地のよさはみんながいるからでしょうね」と話し、ファンに感謝の気持ちを伝えた。その後彼女は再び斉藤和義を招き「ずっと聴いてきた、大好きなこの曲を」と言って2人で「歩いて帰ろう」をリズミカルに歌う。斉藤が去ったあとは「まだまだみんな盛り上がれる?! まだいける?」と観客に調子を伺い、ラストナンバー「バネのうた」を繰り出した。
シシドは今秋ほぼ毎週末にわたって全国各地のライブイベントに登場。そして2016年のリリースを目指しアルバム制作に入る予定だ。
シシド・カフカ K5(Kの累乗)ワンマンライブ「ミディアム・レア」
2015年9月5日 Zepp Tokyo セットリスト
01. theme
02. くだらないの中で
03. Miss. ミスミー
04. デイドリームライダー
05. Hunger×Anger
06. ラヴコリーダ
07. あの夏、君が見てたモノ
08. 100年ビール
09. 月の輝きかた
10. Trans fatty acid (ゲスト:
11. 無敵のロックスター(ゲスト:KenKen)
12. Don't be love(ゲスト:
13. 傷口(ゲスト:斉藤和義)
14. サバイバル
15. キケンなふたり
16. 負けないゲーム
17. 愛する覚悟
<アンコール>
18. 歩いて帰ろう(ゲスト:斉藤和義)
19. バネのうた
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