10周年目前のGReeeeN「夢のような時間」過ごしたツアーファイナル

GReeeeNの全国ツアー「GReeeeN TOUR 2015！『9周年だよ！10周年目前ツアー！～9SJ～』」のファイナル公演が8月25日に東京・Zepp Tokyoで実施された。

GReeeeNが7月から全国で実施してきたこのツアー。ライブ当日、スクリーンにオープニングムービーが流れると大歓声と緑色のサイリウムが会場を包み込んだ。その後スクリーンには手拍子のグラフィックが映し出され、サイドステージに登場したキッズダンサーがアグレッシブなダンスで観客を盛り上げていく。そしてモーションキャプチャによるメンバーのシルエットがスクリーンに登場し、「オトノナルホウヘ！！！！」でライブが開始された。続く「あいうえおんがく■」では銀テープが発射され、ファンのテンションを引き上げた。

夏の恋物語を歌った「夏の音」では、ノスタルジックなサウンドに合わせてオーディエンスが緑色のサイリウムを大きく揺らす。SOHの「それぞれの道を自分自身が信じて突き進んでいってください」との言葉から披露された「ビリーヴ」では、メンバー1人ひとりが情感のある歌声を場内に響かせた。さらにヒット曲「愛唄」では、その場で行われたファン投票によって選ばれた92が1人で同曲を1コーラス歌うという場面も。低音ボイスによる「愛唄」に観客はじっくりと聴き入っていた。ライブ終盤には「KARAKARA」「イカロス」「オレンジ」「愛すべき明日、一瞬と一生を」「愛し君へ」がノンストップで投下され、場内の熱気は最高潮に。naviが「絶対忘れられない時間になるように出し切りましょうねー！」と声を上げたのち、「キセキ」で本編は終了した。

アンコール1曲目「遥か」で4人による美しいハーモニーが奏でられると、SOHは「まだまだ元気ですか！ まだまだ一緒に歌えますか！」とファンを煽る。続く「SAKAMOTO」ではオーディエンスのハンドクラップが場内を包み込んだ。男女に分かれてコール＆レスポンスが行われた「UNITY」を経て、ライブの最後に披露されたのは「weeeek」。緑色のテープが噴射されたのち、HIDEは「夢のような時間を過ごすことができました！ 俺らは月火水木金土日と夢のようなことを歌っていくんで、GReeeeN9歳よろしくお願いします！」と改めてファンにあいさつした。そして彼は「俺らは先に10歳の星で待ってます！ バイバイ！」と声を上げ、メンバー4人のモーションキャプチャによるシルエットは宇宙船に乗り込み、新たな星へと旅立っていった。その後スクリーンにはツアー各地のファンの様子やライブを作り上げたスタッフの姿を映したエンドロールが流れ、「GReeeeN TOUR 2015！『9周年だよ！10周年目前ツアー！～9SJ～』」は終幕した。