BiSH、熱狂のTIF振替公演で宣言「絶対Zepp Tokyoを満員に」

BiSHが昨日8月26日に東京・Zepp Tokyoにて「TOKYO BiSH SHiNE」と銘打った単独ライブイベントを開催した。

このライブイベントは8月1、2日に東京・お台場青海地区にて行われた国内最大級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2015」（以下、TIF）の2日目の公演に出演予定だったBiSHが、急遽「アーティスト都合により」出演キャンセルになったことを受けて開催した振替公演。そのためTIFの2日目および2日通し券のリストバンドを持っている人は先着1500名が無料で観覧できるとあって、平日の夜にもかかわらず大勢のファンが会場に駆けつけた。

開演するとまずステージにプロデューサーの渡辺淳之介が登場。大歓声を受けながら渡辺は「『TOKYO BiSH SHiNE』にお集まりいただきありがとうございます！ まずはTIFの2日目に僕たちが出演できなかったステージのライブをやりたいと思います。僕らは細かいことは言いません。言いませんが！ みんな思いやりをもって盛り上がっていきましょう！ NEXT IDOL! BiSH!」と挨拶し、アイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、ハグ・ミィ、セントチヒロチッチをステージに呼び込んだ。

そして4人はTIFの2日目に行う予定だったというHEAT GARAGEとSKY GARDENのセットリストを実施。彼女たちは「BiSH ～星が瞬く夜に～」を合わせて6回連続で行うというBiSHらしい構成でリベンジを果たし、フロアに集まった清掃員（BiSHファン）をヒートアップさせる。さらにライブの合間に登場した渡辺はBiSHについて「今日、このライブを観に来たってことを自慢できるようなアイドルにします！」と宣言しオーディエンスからの大歓声に包まれた。

熱狂的なリベンジライブを終えたメンバーは一旦ステージ袖に退場。そして「MAIN STREET ELECTRICAL PARADE」のBGMに乗せて何事もなかったかのように姿を現した4人は「MONSTERS」からライブ本編をスタートさせる。すでにテンションの上がり切っている清掃員たちはフロア前方でモッシュやダイブ、リフトを繰り出し、ライブ序盤からあふれ出すエネルギーをメンバーにぶつけていった。

最初のMCでセントチヒロ・チッチは「今日はTIF2日目の雪辱戦。今日という日を心待ちにしてました。TIF2日目にBiSHを観ようと思っていた皆さん、ごめんなさい。今日来られなかった人はごめんなさい。でも、今日ここでワンマンができて本当によかったです。改めまして、お台場、Zepp Tokyo! BiSH、始めます！」と宣言し、本日7回目の「BiSH ～星が瞬く夜に～」を歌い上げた。ここから4人はラストまでほぼノンストップで10曲を連続披露。そしてライブ本編最後には8回目の「BiSH ～星が瞬く夜に～」を熱唱し、フロアの熱気を爆発させてステージを退場した。

清掃員たちからの熱烈なアンコールに応えてステージ上に姿を現したのは、新メンバーのハシヤスメ・アツコとリンリンの2人。清掃員へこれがお披露目となる2人は「BiSHのメガネ担当、ハシヤスメ・アツコです」「BiSHの無口担当、リンリンです」と自己紹介し大歓声に包まれる。続けてほかの4人も改めて自己紹介を行い、いつも以上に気合いの入ったハグ・ミィは「絶対、Zepp ToKyo! 満員にして戻ってくるからな！」と絶叫。そしてラストには集まった1354人のオーディエンスに向けて、9月2日にリリースするニューシングル「OTNK」を熱唱して、この日のライブを締めくくった。