人間椅子が地元・青森でツアーファイナル、学ラン姿で生徒会長の思い出語る

人間椅子のツアー「屋根裏の散歩者～『現世は夢』ライブDVD発売記念ツアー～」が、地元・青森のライブハウス青森Quarterで8月1日にツアーファイナルを迎えた。

ライブが行われたのは青森ねぶた祭りの前夜祭の日ということもあり、会場の近辺には大型のねぶたが並び、たくさんの観光客が訪れていた。そんな中で行われた今回のライブは、和嶋慎治（G, Vo）が「ツアーファイナル、たんげうれしい！ 今日は鈴木（研一）くんと僕は津軽弁しばりで！」と津軽弁だけでMCをすることを宣言。この時期の青森にピッタリな「ねぷたのもんどりこ」などで会場をヒートアップさせた。

ライブ後半には、東京出身のナカジマノブ（Dr, Vo）が「アニキ―！」という会場からの声援に「じょんがってるべー！」と東北訛りで応答しつつ、彼がメインボーカルを担当する「赤と黒」を披露。メンバーは9月に青森で開催される音楽フェス「AOMORI ROCK FESTIVAL '15～夏の魔物～」や11月に千葉・幕張メッセで行われる「OZZFEST JAPAN 2015」への参加についてトークし、和嶋が「夢はまだまだ続きます！ 人間椅子、ドリームトレインにご乗車よろしく！」と宣言すると、会場から大きな歓声が沸き上がった。

アンコールでは鈴木研一（B, Vo）が学生服を着て登場。弘前市立第四中学校の生徒会長をしていたエピソードや、和嶋が弘前市立第三中学校の図書局員だった頃の思い出話で会場の笑いを誘っていた。彼らは最後にダブルアンコールとして、津軽弁で「おしまい」という意味のタイトルの曲「どっとはらい」を演奏してライブを締めくくった。