7月18日より全国公開される「チャップリンからの贈りもの」は、2人の間抜けな男が喜劇王チャップリンの遺体を“誘拐”して身代金を要求しようとした実際の事件を、チャップリン遺族の全面協力のもと映画化した作品。今日のイベントでは、本作の公開を記念してチャップリンのサイレント映画「
カジは冒頭のトークコーナーに登場。ひと足先に鑑賞した「チャップリンからの贈りもの」について「事件はもちろん悪いことなんですが、この映画自体は犯人の2人の友情や家族愛を扱ったもので。チャップリンが映画に込めてきたメッセージが投影されている気がしますね」とコメント。劇中に盛り込まれたチャップリン映画へのオマージュに注目したとのことで、「主人公が最初に刑務所から出てくるシチュエーションなんかは『モダン・タイムス』を思い出しました」と述べた。
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またチャップリンの過去作に話題がおよぶと、カジは「最近『モダン・タイムス』や『キッド』を観返したんですけど、特に『モダン・タイムス』は反骨精神があってパンク的だなって。チャップリンはロンドン出身ですし、ロンドン=パンクみたいな意味で、旧作を新しい見方をする機会にもなりましたね」と語る。そしてイベントの最後には「チャップリンからの贈りもの」に話を戻し、「最後はさわやかな気持ちになって絶対に涙するような、あったかい映画です。フランス映画だけにエスプリが効いていて洒落心もあるんです」と観客に語りかけた。
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- 「チャップリンからの贈りもの」公式サイト
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you☆ glaucoma @SACLAtoSAKURA
カジくん!時々見かけては、懐かしむ気持ちになる。この映画、実話で遺族の協力で実現した映画なんだね!気になる。シェルブールの雨傘久々に観たくなった。 「僕ら世代にはたまらない」カジヒデキがチャップリン&ルグラン愛熱弁 - 音楽ナタリー http://t.co/eRirrltGL6