NHK BSプレミアムで放送される音楽番組「NiPPoN RockS」の公開収録が、7月8日と9日の2日間にわたって東京・Zepp Tokyoで実施された。この記事では初日に出演した
NHKの音楽番組「MUSIC JAPAN」から派生した「NiPPoN RockS」は、日本のロックシーンで活躍するアーティストたちが、約2000人のオーディエンスを前にライブを披露する“フェス特番”。先日行われた公開収録には2日間あわせて計10組が出演した。
ナビゲーターを務める橋本奈々未(
出演者の中でもひときわ強烈なインパクトを放っていたのは女王蜂。彼女たちはまず、ピンク色の照明の下で挨拶代わりに「ヴィーナス」を届け、フロアをたちまち妖艶な空気で包み込む。この日の女王蜂のステージで一番のハイライトとなったのは、
イベントの中盤に登場したNICO Touches the Wallsは、アコースティックバージョンによる「手をたたけ」と「THE BUNGY」を観客のハンドクラップにあわせてプレイ。4人の奏でる陽気なアンサンブルにあわせてフロアは大きく揺れた。光村龍哉(Vo, G)は「いいねえ、いいねえ」と観客の盛り上がりを褒め、中学時代に地元の千葉・浦安からZepp Tokyoが位置するお台場まで自転車で来た思い出を語ったのち「バイシクル」を届けた。その後は最新シングル「まっすぐなうた」、ライブアンセム「天地ガエシ」を熱演。存分にライブバンドとしての魅力をアピールしてステージを降りた。
大森靖子は1人でステージに現れると、スポットライトを浴びながら「あまい」をまくしたてるように熱唱。鬼気迫るような歌声と表情で観客を圧倒する。「自分がロックをやってる自覚がなくて……」と遠慮気味に語りつつも、絶唱する姿でオーディエンスを釘付けにした。アカペラで歌い上げたラストナンバー「さようなら」まで緊迫した空気が漂い続け、彼女が「ありがとうございました」という挨拶とともに去っていくと、一息置いたのちに大きな拍手が沸き起こっていた。
初日のトリはSHERBETS。
なおライブの模様は、出演アーティストたちのインタビューなどを交えながら放送される。収録ライブ初日の模様は、7月20日(月・祝)23:15よりオンエア。
NHK BSプレミアム「NiPPoN RockS」
2015年7月20日(月・祝)23:15~24:44
2015年7月27日(月)23:45~25:14
「NiPPoN RockS」
2015年7月8日 Zepp Tokyo セットリスト
BLUE ENCOUNT
01. JUST AWAKE
02. DAY×DAY
03. ロストジンクス
04. NEVER ENDING STORY
05. もっと光を
女王蜂
01. ヴィーナス
02. スリラ
03. デスコ
04. イミテヰション
05. 売旬 feat. 志磨遼平(
06. 告げ口
NICO Touches the Walls
01. 手をたたけ
02. THE BUNGY
03. バイシクル
04. まっすぐなうた
05. 天地ガエシ
大森靖子
01. あまい
02. 春の公園(調布にて)
03. マジックミラー
04. PINK
05. さようなら
SHERBETS
01. アンドロイドルーシー
02. HIGH SCHOOL
03. Michelle
04. ひょっとして
05. ジョーンジェットの犬
※番組の放送が終了したため、画像を取り下げました。
リンク
- MUSIC JAPAN|NHK
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椎落(しいおち) @salutshara
これの放送を見たいがために今からBS映せるようにする。 http://t.co/vOt5Tr5glC