SiM主催のライブイベント「DEAD POP FESTiVAL 2015」の2日目の公演が、本日7月12日に神奈川・東扇島東公園 特設会場で開催された。この記事ではCHAOS STAGEで行われた
SHANK
SHANKは最初にショートチューン「submarine」をドロップすると、勢いそのままに開始から10分間を4曲を叩き込むハイペースで駆け抜けていく。「Cigar Store」ではSiMのMAH(Vo)がステージ袖からオーディエンスの上にダイブする場面も。オーディエンスも負けじとモッシュやクラウドサーフを繰り返し、序盤から会場はまるでライブハウスのような盛り上がりとなった。池本雄季(Dr, Cho)は変則的なリズムを繰り出し、松崎兵太(G, Cho)は低姿勢で鋭いギターフレーズを奏でるなど、バンドは堂々とプレイしていく。庵原将平(Vo, B)がステージの床を指差し「もうここでは嘘はつかない」と言い始まった「BASIC」では、松崎が観客フロア前の柵へ進み、オーディエンスの間近で高らかにギターを鳴らした。
MCでは庵原が「DEAD POP FESTiVAL」初出演となった2012年を振り返り、MAHが当時から同イベントをいつか野外で開催したいと言っていたことを明かす。そして「こんなに早く実現できるとは。SiMの4人には本当に感謝とリスペクトの念のしかありません」と盟友への思いを感慨深そうに口にした。そしてSiMへ贈る大事な曲として3人は「Set the fire」をプレイ。松崎によるゆったりしたアルペジオが響き渡ると、庵原は右方向の空に浮かぶ夕日をまぶしそうに見つめる。そして池本の繰り出すビートに乗せ、高速ナンバーを一気にまくしたててステージを降りた。
STOMPIN' BIRD
キラーチューン「I Love Me」でCHAOS STAGEのラストアクトを始めたのは
TOMはBRAHMANとSiMの間という出番を任されたことについて「バトンはでかいし太いし重い」と心境を吐露。しかしながら「でも絶対落とさねえでSiMにつなげるから」と後輩の夢の舞台に花を添える決意を語った。またYASUが中盤にSiMのことを昔嫌いだったと話したことを受けて、最後にTOMが「YASU答えて。今SiMのことどう思う?」と聞く。するとYASUは着用しているSiMのTシャツを指差し「嫌いなバンドのTシャツは着ません」と即答。観客から歓声が上がる中、TOMはギターを弾きながら「Brave Song」へ。曲の後半にはYASU、TOMともにフロアへ飛び込み、オーディエンスに囲まれながらラストナンバーを力強く届けた。
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- DEAD POP FESTiVAL 2015
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SHANK & STOMPIN' BIRD、貫禄のパフォーマンスでバトンをSiMへ - 音楽ナタリー http://t.co/NH4dYrmEGk