バンド結成30周年を迎えた
2011年夏に開催されたライブツアー「2011+20TOUR」の新潟公演で、「3年後、 結成30周年となるとき、もう一度武道館でライブをやる! みんなで『DEAR FRIENDS』を武道館で歌いたい!」と宣言していたJILL(Vo)。昨年9月からは30周年記念ツアー「DREAMERS ONLY SPECIAL 2014-2015『ROAD TO BUDOKAN - COME TOGETHER!』」で全国を回り、本日“ROAD TO BUDOKAN”の終着点である日本武道館にたどり着いた。
24年ぶり3度目の武道館は、1989年のシングル曲「Fallin' Angel -嘆きの天使-」で幕開け。この曲は、1990年4月に行われたPERSONZ初の武道館ライブでもオープニングを飾ったナンバーだ。JILLは「24年間待たせました、最高の夜にしようぜ!」と叫ぶと、さらに「7COLORS(Over The Rainbow)」「Special Sparklin' Hearts」などのライブ定番曲を連発。「VENUSの憂鬱」ではJILLがこの日のためにレッスンしたという振り付けで観客を楽しませた。終盤は「Lucky Star」「BE HAPPY」「Dreamers」といった初期の人気曲を畳み掛け、ラストは1993年のシングル曲「FUTURE STAR」で締めくくられた。
アンコールではJILLがメンバーの渡邉貢(B)、本田毅(G)、藤田勉(Dr)を1人ひとり呼び込む。4人は大歓声で迎え入れた観客に向けて「TOKIO'S GLORIOUS」など3曲を届けてステージを去った。それでもアンコールの声は鳴り止まず、4人は再三ステージへ。「ALONE」が演奏される中、スクリーンにはファンから寄せられた「自分を支えてくれた人、大切な人」をテーマにした写真の数々が映し出される。そして最後は4年前の約束を果たすべく「DEAR FRIENDS」を観客とともに熱唱し、4人の“夢の凱旋”は大団円を迎えた。
6月3日に発売されたPERSONZの20thアルバム「夢の凱旋-TRIUMPH OF DREAM-」の初回限定盤には、この日本武道館公演までの軌跡をたどるドキュメント映像などを収めたDVDが付属している。
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