貴重90's UKカバー&コラボも!geek sleep sheep東名阪ツアーファイナル

2

116

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 80 137
  • 2 シェア

6月7日に東京・赤坂BLITZにてgeek sleep sheepのツアー「tour geeks 2015」のファイナル公演が開催された。

geek sleep sheep(撮影:河本悠貴)

geek sleep sheep(撮影:河本悠貴)

大きなサイズで見る(全19件)

5月20日にニューアルバム「candy」をリリースし、これを記念した東名阪ツアーとして5月より開催された「tour geeks 2015」。愛知公演ではヒトリエ、大阪公演ではPeople In The Boxが競演者に迎えられ、ツーマン形式でライブが行われた。ツアーファイナルにあたる東京公演ではストレイテナーが出演。両者ともに白熱した演奏を繰り広げた。

ストレイテナー(撮影:石川浩章)

ストレイテナー(撮影:石川浩章)[拡大]

まず最初に出番となったのはストレイテナー。ファンの声援が飛び交う中、メンバーはゆっくりとステージに上がった。全員が楽器の準備を整えると、まずは「The World Record」からライブをスタートさせた。ナカヤマシンペイ(Dr)と日向秀和(B)による力強いリズムがどんどんと観客を盛り上げていく。

ストレイテナーとkazuhiro momo。(撮影:石川浩章)

ストレイテナーとkazuhiro momo。(撮影:石川浩章)[拡大]

「KILLER TUNE」の演奏では、geek sleep sheepのkazuhiro momo(Vo, G)がゲストとして参加した。彼はギターやコーラスのみならず、途中ではボーカルも担当。ホリエアツシ(Vo, G, Piano)や大山純(G)と向き合いながら一緒にギターを演奏したりと息のあったパフォーマンスを披露した。演奏後のMCでナカヤマは「(演奏中)イヤモニターからmomoさんの歌声が聞こえてきて。幸せな3分間でしたね」と興奮した様子で共演の感想を語った。

ホリエアツシ(撮影:石川浩章)

ホリエアツシ(撮影:石川浩章)[拡大]

「tour geeks 2015」は各公演で「POST ROCK」「80's UK」といったテーマのもとカバー楽曲の披露が行われたが、東京公演では「90's UK」が題材に挙げられた。これにあわせストレイテナーはSpiritualizedの「Electricity」をカバー。2008~2009年にも演奏されたこの楽曲はひさびさの披露となり、ファンもじっくりと聴き入っていた。その後バンドはバラード調の「シンクロ」などバリエーション豊かなセットリストでライブを進行。最後に「Melodic Storm」の演奏を終えると全員ステージ前方に一列に並び、礼をしてパフォーマンスを終えた。

geek sleep sheep(撮影:河本悠貴)

geek sleep sheep(撮影:河本悠貴)[拡大]

geek sleep sheepとホリエアツシ。(撮影:河本悠貴)

geek sleep sheepとホリエアツシ。(撮影:河本悠貴)[拡大]

kazuhiro momo(撮影:河本悠貴)

kazuhiro momo(撮影:河本悠貴)[拡大]

続いてのgeek sleep sheepは落ち着いた雰囲気で舞台に登場。すぐに楽器の準備を済ませると「feedback」「planet ghost」を立て続けに演奏した。yukihiro(Dr)が刻む重厚なリズムにmomoと345(Vo, B)の美しいコーラスが重なり、オーディエンスを一気に引き込んでいく。

「Addicted」の演奏を終えると、momoの「90年代のUKロックといったらこの人でしょう!」という紹介でホリエが入場。ストレイテナーの出番の際momoがゲスト参加したことを受け、momoは「めちゃくちゃ楽しかったです!」と感想を明かした。そしてmomoの「初めて3人がスタジオに入って演奏した曲なんですよ。yukihiroさんが選曲して」という曲紹介を受け、ホリエも「東京に出てきて初めてライブを見たバンドの曲でもあります」といったエピソードも明かし、Mansun「Wide Open Space」のカバーを披露。この曲でホリエはメインボーカルとギターを担当し、抜群のチームワークで楽曲を彩った。さらにバンドはもう1曲Curve「Horror Head」のカバーも演奏。こちらでは345がメインボーカルを務め、彼女の柔らかい歌声が会場を包み込んだ。

後半では疾走感あふれる楽曲「Strange Circus」「kaleidoscope」でファンの熱気をさらに高め、「kakurenbo」でフィニッシュ。抑揚を効かせた展開で、バンドの表現力を存分に発揮し演奏を終えた。鳴り止まない観客の拍手に応えて行われたアンコールでは、最新作「candy」の初回限定盤にも収められたLove and Rockets「MOTORCYCLE」のカバーを演奏。momoと345はステージを縦横無尽に動き回りながら楽器を弾き、観客を煽っていった。そして「hitsuji」でこの日の公演を締めくくり、メンバーはゆっくりとステージを去っていった。

なおgeek sleep sheepは8月22日に神奈川・CLUB CITTA'にてワンマンライブ「confusion bedroom vol.4 with candy」を開催する。

この記事の画像(全19件)

「tour geeks 2015」2015年6月7日 赤坂BLITZ セットリスト

ストレイテナー

01. The World Record
02. Super Magical Illusion
03. 羊の群れは丘を登る
04. シンデレラソング
05. KILLER TUNE
06. Electricity(オリジナル:Spiritualized)
07. シンクロ
08. 彩雲
09. The Place Has No Name
10. 冬の太陽
11. Melodic Storm

geek sleep sheep

01. feedback
02. planet ghost
03. lost song
04. Candy, I love you
05. Addicted
06. Wide Open Space(オリジナル:Mansun)
07. Horror Head(オリジナル:Curve)
08. night cruising
09. Strange Circus
10. kaleidoscope
11. kakurenbo
<アンコール>
12. MOTORCYCLE(オリジナル:Love and Rockets)
13. hitsuji

全文を表示

読者の反応

  • 2

フク @fmaasa

貴重90's UKカバー&コラボも!geek sleep sheep東名阪ツアーファイナル / http://t.co/elw0FHieoe 百々さん参加のkiller tuneとか見たすぎる。

コメントを読む(2件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 geek sleep sheep / ストレイテナー の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。