HOTSQUALL「夢のような2日間」千葉イベントで感涙

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HOTSQUALLが自主企画イベント「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2015-」を5月30、31日の2日間、千葉・稲毛海岸野外音楽堂にて開催した。

「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2015-」2日目公演の様子。(撮影:半田安政[Showcase])

「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2015-」2日目公演の様子。(撮影:半田安政[Showcase])

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「ONION ROCK」はHOTSQUALLが不定期で実施しているイベントで、今回が初の野外開催。両日とも晴天に恵まれ、総勢11組がHOTSQUALLの地元・千葉で熱演を繰り広げた。

5月30日

GOOD4NOTHING(撮影:半田安政[Showcase])

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HOTSQUALL(撮影:半田安政[Showcase])

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「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2015-」1日目公演の様子。(撮影:半田安政[Showcase])

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最初にステージに登場したのはHOTSQUALLのチフネシンゴ(G, Vo)とアカマトシノリ(Vo, B)。2人はうれしそうに青空を見上げ、「千葉に愛を!」とファンに呼びかけてからイベントの幕を開けた。

GOOD4NOTHINGは序盤からキラーチューンを連投し、キッズたちを煽っていく。後半にはアカマがオーディエンスの元へダイブするなど、4人はステージ袖で観ている出演バンドたちのテンションも引き上げた。続くSUNSET BUSがスカやレゲエの要素を取り入れたナンバーで夏らしい空間を作り上げたかと思うと、RADIOTSは勇ましいナンバーを叩き込みパンキッシュなムードを生み出す。NUBOはMCでHOTSQUALLとの出会いを語り、ストレートな日本語詞を乗せた楽曲を披露していった。ROTTENGRAFFTYは「金色グラフティー」「THIS WORLD」といった人気曲の合間に、1stミニアルバムに収録されている「生クリーム」をプレイしファンを喜ばせた。

そしていよいよHOTSQUALLのアクトへ。バンドのアンセムともなっている「Laugh at life」からライブをスタートさせた3人は、ドラムに座ったドウメンヨウヘイ(Dr, Cho)の前にチフネとアカマが集まって顔を見合わせるなど、息の合ったプレイでファンを魅了していく。この日のために作ったという「Viva all living!!」ではコール&レスポンスを織り交ぜてさらにオーディエンスとの一体感を生み出し、そのまま本編を一気に駆け抜けた。アンコールではアカマとチフネがファンや競演者へ熱い思いを伝える。そして感動的なムードの中「Wonderful days」で初日公演を締めくくった。

5月31日

STOMPIN' BIRD(撮影:半田安政[Showcase])

STOMPIN' BIRD(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

HOTSQUALL(撮影:半田安政[Showcase])

HOTSQUALL(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2015-」2日目公演の様子。(撮影:半田安政[Showcase])

「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2015-」2日目公演の様子。(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

朝一番に登場したPANは「『ONION ROCK』やろかー!」と声を上げ、ハイテンションな楽曲で早くも会場を熱くする。続いて登場したBUZZ THE BEARSは、HOTSQUALLに自分たちのことを知ってもらうきっかけになったという「羽根」を力強く届けた。G-FREAK FACTORYは「SOUL CONNECTION」で観客を踊らせ、「EVEN」では大合唱を起こす。SHANKのアクトでは、空を見上げることを歌った「Long for the Blue moon」の演奏中、庵原将平(Vo, B)がたまたま通った飛行機に向かって手を振るというドラマチックなシーンも。STOMPIN' BIRDが「I Love Me」「Ready to Rock?」といったキラーチューンを畳み掛けると、場内ではサークルモッシュが巻き起こっていた。

大トリのHOTSQUALLは、3人で肩を組みながらオーディエンスの前に登場。彼らは「夢のような2日間をありがとう!」と感謝の気持ちを述べ、自分の夢を信じることの大切さをつづった「Place in the sun」を披露した。

アンコールではアカマが「全国から俺たちの地元に集まってくれてありがとう! 千葉で楽しかった思い出を、自分が愛する地元に持って帰ってください!」と泣きながら語り、チフネは「俺は家帰って泣くから! 照れ屋だから!」と言いながらも涙ぐむ姿を見せる。ラストの「Rock soldiers never die」で3人は一層激しい演奏を繰り出し、会場中にピースサインが掲げられたところで、2日間にわたって開催された「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2015-」は幕を閉じた。

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きたの @KxTxN_dog

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