SCOOBIE DO「株主総会」大阪出張で四星球U太、キュウソとバンドトーク

SCOOBIE DOが5月27日、大阪・ロフトプラスワン ウエストにてイベント「チャンプレコード臨時株主総会 大阪出張編」を開催した。

「チャンプレコード臨時株主総会」は、メンバー4人が運営するレーベル「CHAMP RECORDS」の“業務実績”や今後の展望を報告するトークライブで、大阪での開催は今回が初となった。場内にはコヤマシュウ（Vo）曰く「心の株主プラスワンモー」が多数詰めかけ満員御礼。イベントは彼らとレーベル設立以来の付き合いとなる関西在住のライター、鈴木淳史氏の司会のもと進行した。

まずはSCOOBIE DOのリーダーにしてCHAMP RECORDSの社長・マツキタイジロウ（G）がメンバーを代表して挨拶し、続いてバンドのマネージャー業も務めるオカモト“MOBY”タクヤ（Dr）がSCOOBIE DOの歴史年表をスクリーンに投影させる。コヤマシュウ（Vo）とマツキは丁寧にバンドの歴史を振り返り、初代ドラマーが女性だったこと、初代ベーシストの名前が「オギーオギヤマ」だったことなど、これまでほとんど語られなかった情報を多数明かした。

質問コーナーでは「4人で遊びに行くとしたら、どこか行きたいところはありますか？」との問いに、マツキが「ないです」と即答し観客を笑わせる場面も。また大阪の「OTODAMA～音泉魂～」と香川の「MONSTER baSH」を比較して「どちらの野外フェスが好きか」という質問が飛ぶと、ゲストの四星球・U太（B）も加わり、5人で「モンバス！」と回答。この論争はイベント第2部の後半にも再度持ち上がり、「OTODAMA」を主催する清水音泉の“男湯”こと田口氏と、会場に遊びに来ていたFM802のDJ・鬼頭由芽と樋口大喜も乱入して激論が交わされた。結果、スクービー、U太、第2部ゲストのキュウソネコカミはやはり申し合わせたかのように「モンバス！」と回答し、場内は爆笑に包まれた。

なお第2部ではU太とキュウソを交えたトークが展開され、質問コーナーでは全国各地をバンドワゴンで移動する際の話題に。メンバー同士Twitterでつぶやきながら和気あいあいと移動するキュウソに対し、スクービーと四星球は無言で寝ていることがほとんどだという。またバンドのオフィシャルグッズについて話がおよぶと、原価率などシビアな話題でも盛り上がった。

10月4日にはバンド結成20周年を記念した東京・日比谷野外大音楽堂ワンマン「ダンスホール野音」の開催を控えるSCOOBIE DO。6～7月には「野音への道」と銘打ったライブシリーズでBRADIO、HINTO、ZAZEN BOYS、四星球、BRAHMANと対バンを繰り広げ、7月4日には神奈川・小田原姿麗人にてワンマンライブ「野音への道・マツキタイジロウ生誕40周年記念スペシャル～小田原編」を行う。