BiSHにとって初のワンマンにあたる今回の公演は、彼女たちの先輩であるBiSも初ワンマンを行った中野heavy sick ZEROが舞台となった。チケットは昼に行われた追加公演を含め即完売。この記事では夕方から開催された本公演の模様をレポートする。
会場に駆けつけた清掃員(BiSHファンの総称)たちがフロアを埋め尽くす中、ステージが暗転するとメンバーが登場。持ち場につくと「BiSH-星が瞬く夜に-」からライブをスタートさせた。アップテンポな曲調にあわせ、清掃員はもみくちゃになりながらコールやリフトを行う。曲が終了したと思いきや、メンバーはさらに「BiSH-星が瞬く夜に-」を2回連続で披露。序盤に「nerve」を3回連続で組み込んだ、BiSの初ワンマンを彷彿とさせるセットリストとなった。
会場に熱気が立ちこめる中3回目の「BiSH-星が瞬く夜に-」が終わると、セントチヒロ・チッチが「今日は『THiS IS FOR BiS』、1stワンマンにようこそー!」と清掃員を歓迎。そしてチッチ、モモコグミカンパニー、ハグ・ミィ、アイナ・ジ・エンドの順に自己紹介を行い、“クソアイドルの3箇条”を説明した。
その後4人は1stアルバム「Brand-new idol SHiT」の収録順に楽曲を披露。「ぴらぴろ」開始前にはメンバーによる振り付けのレクチャーも実施され、「ぴらぴろ」がスタートするとメンバーと清掃員たちは息ぴったりの振り付けを見せた。ライブが後半に差し掛かると会場の熱気はより高まっていく。「Story Brighter」の終盤ではメンバーも清掃員も拳を掲げ、興奮の余韻を残しつつライブを終えた。
鳴り止まない清掃員の声援に応え行われたアンコールでは、まず新メンバーの募集や東名阪ツアーなどの告知を挟み、メンバー1人ひとりが今回の公演の感想を語った。チッチは「こんなにたくさんの人がわー!って言ってくれてほんとにうれしいです! これからもついてきてください!」と興奮ぎみに思いを述べる。続いてモモコは「BiSHに入る前は心から楽しいと思えることがあんまりなくて。でもBiSHに入ってからは楽しいことばっかりで、受かったのも信じられないんですけど、こうやってワンマンライブもできてとってもうれしいです!」と喜びを明らかにした。またミィは「もちろんBiSHは終わらないので! 武道館は目標ではなく通過点なので! 絶対絶対ずっとついてきてください!」と意気込みをアピール。そして最後にアイナは「上京してダンスとか歌をやってたんですけど、お客さんがずっと2人とかしかいなくて……。(BiSHでは)無料ライブもいっぱい人が来てくれて、日に日に清掃員さんのことが好きになっていって。BiSH辞めないので、よろしくお願いします!」と涙を浮かべながらもうれしそうに話した。
そして「スパーク」からスタートしたアンコールでも、メンバーはキレのあるパフォーマンスでライブ終盤を彩っていく。この日5回目にあたる「BiSH-星が瞬く夜に-」では清掃員のテンションも最高潮に。初ワンマンながら、メンバーと清掃員たちは強い一体感を生み出し公演を締めくくった。
関連する特集・インタビュー
BiSH「THiS IS FOR BiS」
2015年5月31日 中野heavy sick ZERO セットリスト
01.
02. BiSH-星が瞬く夜に-
03. BiSH-星が瞬く夜に-
04. スパーク
05. BiSH-星が瞬く夜に-
06. MONSTERS
07. Is this call??
08. サラバかな
09. SCHOOL GIRLS, BANG BANG
10. DA DANCE!!
11. TOUMIN SHOJO
12. ぴらぴろ
13. Lonely girl
14. HUG ME
15. カラダ・イデオロギー
16. Story Brighter
<アンコール>
17. スパーク
18. BiSH-星が瞬く夜に-
リンク
- BiSH-新生クソアイドル- Brand-new idol SHiT official site
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
KoDAMA(9/29 札幌スリー!マン) @KoDAMALOO9
よみがえる中野の熱狂!BiSH、先輩と同会場で初ワンマン https://t.co/pei3UmMgYf
確かにいまこれの流れだ