ミュ～コミ野音ライブでしゃち、竹達、カラスは真っ白、CHiCOが競演

昨日5月3日、東京・日比谷野外大音楽堂にてライブイベント「ミュ～コミ＋プラス 春の学園祭★野音にカモ～音！★」が開催された。

ニッポン放送のレギュラー番組「ミュ～コミ＋プラス」によるこのイベントにはチームしゃちほこ、竹達彩奈、カラスは真っ白、CHiCO with HoneyWorksという、番組と縁の深いアーティストたち4組が集結。晴天の野音を華やかなパフォーマンスで盛り上げた。

イベントの冒頭にはチームしゃちほこの秋本帆華と伊藤千由李が登場し、この日の“プログラム進行”を彼女たちが務めることを宣言。2人の紹介で番組MCの吉田尚記アナウンサーがステージに現れ、開会宣言を行った。この日のイベントは「学園祭」と銘打たれていることもあり、各出演者がさまざまな同好会や部活の名前を冠して登場。転換時にもトークやコントを披露し、来場者を楽しませた。

トップバッターの「ネット音楽研究会」ことCHiCO with HoneyWorksは、テレビアニメ「アオハライド」のオープニングテーマ「世界は恋に落ちている」などを披露。疾走感のあるサウンドとCHiCOのパワフルなボーカルでオーディエンスを盛り上げた。セットの転換中には「二次元倶楽部」と題したコーナーがスタートし、カラスは真っ白のヤギヌマカナ（Vo, G）、チームしゃちほこの大黒柚姫と安藤ゆず、CHiCOが吉田アナの司会のもとに好きなアニメに関するディープなトークを披露した。

続いては「声優同好会」と題した竹達彩奈のライブ。竹達は「お外で歌うの初めてなんですけど、すごい気持ちいいですね！」と初の野外ライブに感動した様子を見せつつ、軽やかに美しい声を響かせた。その後の転換時には、カラスは真っ白のシミズコウヘイ（G）、オチ・ザ・ファンク（B）、タイヘイ（Dr）とチームしゃちほこの咲良菜緒、坂本遥奈、大黒が「お笑い研究会」として登場。「模擬店」と題したコントを披露し、それぞれのキャラクターを活かしたステージで観客を笑わせた。

そんなコントの直後のステージとなった「軽音楽部」カラスは真っ白のライブは、目まぐるしく変化するリズムとヤギヌマの独特なボーカルで会場の空気を自在に操る。トリのチームしゃちほこの前に行われた企画「裏・声優同好会」では竹達とCHiCO、ヤギヌマが登場。ここではイベントタイトルにちなみ「学園祭で女の子に言ってほしいセリフ」をCHiCOとヤギヌマが妄想し、それを竹達が実際に演じてみせた。

ラストを飾ったチームしゃちほこのライブでは、足のケガのため車いすで登場した安藤が「今日はせっかく竹達彩奈さんがいらっしゃるということで、1曲カバーしたいと思います！」と話し、彼女のデビュー曲「Sinfonia! Sinfonia!!!」をソロで披露。双方のファンを大いに喜ばせ、イベントは大盛り上がりのうちに終了した。