PUFFY、岡村靖幸カバーも披露した2度目のビルボード公演

PUFFYが昨日4月9日に東京・Billboard Live TOKYOにて、「パフィーのBillboard Show」を開催した。この記事では1stステージの模様を紹介する。

昨年6月に初のBillboard Live公演を行い、その際に「またやりたいな」と口にしていた彼女たち。2度目となったBillboard Live公演は前回以上にリラックスしたPUFFYらしい内容となった。

2人のサポートを務めたのはフジタユウスケ（G）、伊東ミキオ（Key）、木下裕晴（B）、川西幸一（Dr / ユニコーン）という旧知の仲のバンドメンバーたち。彼らとともに登場したPUFFYの2人は「K2G ～キミにGO!～ 」でライブの始まりを告げ、「これが私の生きる道 」でオーディエンスのテンションを引き上げた。

最初のMCで吉村由美は「この2人がやってるので気楽に楽しんで」と観客に呼びかけ、大貫亜美と一緒にマイペースなトークを展開。PUFFY結成前に2人が初めて一緒に歌った曲というエピソードから、岡村靖幸「だいすき」のカバーへつなげた。2人はアイコンタクトをとり、軽くステップを踏みながら「だいすき」を熱唱し会場に朗らかなムードを作り出す。中盤で「ひさしぶりにやる曲」という紹介から「パフィーdeルンバ」が始まると、場内は南国のようなゆったりとした空気に包まれていく。そしてオレンジの照明の下で披露された「MOTHER」ではセンチメンタルなムードが作り出された。

「いいな、ごはん食べて、飲んで！」と大貫は食事をしながらライブを楽しむ観客をうらやましそうに眺めつつ、メンバー紹介を実施。各メンバーに六本木での思い出などを聞き出し場を和ませていく。さらに2人は「JOINING A FUN CLUB」や「渚にまつわるエトセトラ」といったアッパーチューンでひと盛り上がりして、楽しげな雰囲気を残してステージを退場した。

熱烈なアンコールに応えて再登場した2人は本編同様にくだけたトークを繰り広げていく。その中では大貫の強い希望で決定した「パフィーの謎に関東近県ツアー」についても告知された。大貫が父親の実家がある水戸を盛り上げたいという思いから企画されたツアーは、7月11日の千葉・KASHIWA PALOOZAを皮切りに、高崎、埼玉、水戸で行われる。大貫は「水戸を盛り上げていきたい！」と意気込み、吉村は「小さいライブハウスでやるの！」とうれしそうに口にする。ラストを飾った「アジアの純真」まで終始2人はマイペースにライブを進行し、2度目のBillboard Live公演も成功に収めた。