水木一郎、小学校道徳で個性を伸ばす大切さを伝えるZ

今年4月から全国の小学校で採択される、小学3年生向け道徳副読本「3年生のどうとく」に水木一郎の評伝「アニメソングの帝王に - 水木一郎」が掲載されている。

「3年生のどうとく」は岐阜県に本社を持つ教材会社・文溪堂の道徳副読本。同社・道徳副読本編集部は、歌手デビューを果たしたものの人気が奮わず、一時は引退も考えた水木がアニメソングと出会ったことでその才能を開花させたことが、道徳の指導内容の1つ「個性伸長」に合致することから、彼をモデルにした読み物を制作したとしている。水木は今回の副読本掲載について「40年以上、アニメソングを通して子どもたちと向き合ってきました。僕の生き方を見て、子どもたちが何かを考えるきっかけになれば嬉しいです」と語っている。

なお「アニメソングの帝王に - 水木一郎」は「名言力 人生を変えるためのすごい言葉」「野原ひろしの名言 『クレヨンしんちゃん』に学ぶ幸せの作り方」などの著書で知られる、フリーライター大山くまおが執筆している。