東京での「ノロシヲアゲロ」の開催は、この日が初めてとなったボイガル。ゲストには彼らとは深い縁を持つ雨先案内人、最終少女ひかさの2組が登場し、それぞれ50分ずつ熱いライブパフォーマンスを披露した。
先陣を切った雨先案内人は、雨ノ地晴太郎がカラフルな傘を回しながら登場。雨ノ地はフロアを埋め尽くす観客に挨拶をするように「こんにちは」を届けると、「おひさま」「イエーイ!!」などポジティブなナンバーを全身全霊で熱唱する。序盤から飛ばし過ぎ、雨ノ地の声が枯れる瞬間もあったが、それを支えるようにオーディエンスがコール&レスポンスや合唱を繰り広げた。そして最後に雨ノ地はイベントタイトルの「のろしをあげろ!」を繰り返しシャウトし、ボイガルにエールを送ってステージをあとにした。
2番手を務めたのはボイガルとは同郷の最終少女ひかさ。フロントマンの但野正和(Vo)は縦横無尽にステージを飛び回りながら、挑発的なパフォーマンスでフロアの温度を引き上げていく。バンドは激しくラウドな楽曲を披露する一方で、メロディアスな「ハローアゲイン」や壮大なテーマを歌い上げた「人生」でバンドの幅広い音楽性をアピール。また但野は「メジャーデビューおめでとう。4月22日楽しみにしてるよ」と盟友のメジャー進出を祝い、トリのボイガルにバトンを渡した。
ゲスト2組の熱演を受けて、ボイガルもエンジン全開のパフォーマンスを展開。ワタナベシンゴ(Vo)が「今日は涙なし。楽しい曲しかやらない」とライブの冒頭で予告した通り、「ハローグッバイサンキュー」「ライク・ア・ローリング・ソング」など、ストレートなメロディを軸にしたロックチューンがハッピーなムードをフロアに作り出していく。MCでワタナベは「下北沢は嫌いだったんですけど、BASEMENT BARのおかげで好きになりました」とBASEMENT BARに対する感謝の思いを明かし、さらに4月22日にいよいよメジャーデビューすることを報告。そしてアンコールではメジャー進出への決意を込めるように、「すべてはここから」を会場中に堂々と響かせて初の「ノロシヲアゲロ」東京公演に幕を下ろした。
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