昨年夏に結成20周年を迎えた
もともと同好会的に始動し、メンバーそれぞれが自分の活動をメインにしつつ、のんびりとしたペースでライブなどを行っていた栗コーダーカルテット。しかしここ数年はライブやレコーディングの機会が大幅に増え、栗コーダーカルテットが各自のメインの表現の場になっているため、バンドとしてはありがたい状況ではありつつもメンバーは個人活動との両立が難しくなっているとのこと。
近藤は栗コーダーカルテットや図書館といった所属バンドのほか、アカデミー短編アニメ賞を受賞した映画「つみきのいえ」やテレビアニメ「しろくまカフェ」の音楽制作、やくしまるえつこやももいろクローバーZらの楽曲のアレンジなど、幅広いフィールドで活動中。ますます活躍の場が広がる中で、彼は今後の人生における時間の使い方を考え、栗コーダーカルテットの脱退を決断したという。
栗コーダーカルテットは明日4月1日以降、栗原正己、川口義之、関島岳郎の3人で活動を続けるとのこと。近藤は今後もサポートメンバーという形で栗コーダーカルテットと共演していく。バンドのオフィシャルサイトにはファンに向けてのメッセージが掲載されおり、「元々薄かった音がさらに足りなくなりますが、むしろそれを利用してより幅広い共演やコラボレーションをしていけたらと思います。さまざまなアーティストとの共演が多数決定していますので、どうぞご期待下さい」「結成20年にして、安定ではなく新しい音楽づくりへの一歩を踏み出すことになります」と今後についての意気込みが語られている。
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栗コーダーカルテットから近藤研二が脱退
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