新年度の活動発表も！アルスマグナ、怒涛の1年締めくくった「生徒総会」

“2.5次元コスプレダンスユニット”のアルスマグナが昨日3月29日に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにてライブイベント「平成二十六年度 生徒総会」を開催した。

このイベントは、アルスマグナが展開するオリジナルの学園ストーリーの舞台である全寮制高校「私立九瓏ノ主（クロノス）学園」の、年度末の総会として行われたもの。総会は2部構成で、第1部は学園の1年間を総括する内容、第2部はアルスマグナのライブステージがアルスメイト（アルスマグナのファン）に届けられた。

アルスマグナの5人を筆頭に学園の教職員、生徒が顔をそろえた「校歌斉唱」から総会はスタートした。「オープニングパフォーマンス」ではアルスマグナが「ギガンティックO.T.N.」から「インビジブル」まで8曲をつないだダンスメドレーを披露。目まぐるしく切り替わる楽曲とともに、スピーディーに振り付けや表情を変える彼らの表現にフロアは大いに沸き立つ。「部活動報告」では今年度めざましい活動をした部活動として、アルスマグナの所属するダンス部が表彰された。代表でスピーチに立った神生アキラは緊張した面持ちをみせながらも「今年度はメジャーデビューをすることができました。これは学園のみんなの協力があってできたことだと思っています。本当にありがとう！」とアルスメイトに感謝した。

「委員会報告」では風紀委員を務める泉奏が真面目に委員会の活動報告を行い、「教職員紹介」では九瓏ケントが出席簿から炎が噴き出るマジックを織り交ぜた華麗な舞いを踊って自己紹介した。「来賓のパフォーマンス」では朴ウィトの“友達”であるK-POPアイドル・パクドルがダンサーを従えてダイナミックなパフォーマンスを披露し、黄色い歓声を一身に集める。パクドル“来日”への返礼として行われた「生徒代表パフォーマンス」では2年A組クラスメイトの神生と泉が「ブラックロックシューター」でペアダンス。神生は情熱的に、泉はクールにと、それぞれの個性を際立たせながらも息の合った踊りを見せる2人に、アルスメイトは大きな歓声を送った。彼らに続いて登場したのは榊原タツキ。榊原は「今日は皆さんと一緒に踊る振りを考えてきました！」と呼びかけてダンス指導を行い、「ロミオとシンデレラ」をオーディエンスと一緒に踊って場を盛り上げた。

続く第2部のアルスマグナのステージは、彼らのデビュー曲「ミロク乃ハナ」で幕を開けた。「最強☆青春ボーイズ」ではコミカルな動きでステージを駆け回る5人の姿にフロアも熱狂。神生は「年に一度のお祭りなんだから楽しんでいくぞ！」と叫び、さらなる歓声を誘った。

MCでは“新年度”の新たな活動の発表が行われた。神生は4月30日にアルスマグナの1st写真集の発売、6月24日に2ndシングル「夏にキスしていいですか？」のリリース、7月から全国ツアー「夏にキスしていいですか？～半熟ロマンス臨海学校～」の開催が決定したことを報告し、「2ndシングル、来ましたね！」と喜びを爆発させた。そして彼は「せっかく発表したんだから、やろうよ！ 生徒総会なんだからみんなでやろう！」と呼びかけ、出演者全員によって「夏にキスしていいですか？」が初披露される。曲のサビでは早くもアルスメイトが「ハイハイハイハイ！」とかけ声をかけ、会場は一体感に包まれる。パフォーマンスを終えた榊原は「みんな順応が早い！」と驚き、九瓏は「すごい楽しい空気ができたね！」と興奮した様子で語った。

スタンドマイクパフォーマンスを取り入れた「勝手に親衛隊」、朗らかなメロディーに乗ってアルスメイトと笑顔を交わした「HIGH FIVE～Type A.R.S ～」を届けた5人は挨拶に立ち、それぞれに新年度へ向けた思いを語る。朴は「また新たな気持ちで、新しい道を進んでいきましょう！」と元気にコメント。榊原は「今年度はいろいろありました。来年度もたくさんのことがあると思うけど、また来年の総会で笑えるようにしたいです！」とはにかむ。泉は「俺たちに出会ったからには、もっと楽しい世界に連れていきます。離しませんからね！」と語った。神生が「みんな、これからも俺たちについて来てね！」と呼びかけるとアルスメイトは大歓声でこれに応える。最後にマイクを握った九瓏は「みんなに会えて俺たちは本当に幸せだ。俺はこの場所が本当に大好きです。これからも一緒に歩いて行こう！」と感謝を伝えた。5人は最後に「Smile Again」を披露し、総会は閉幕。5人は閉会を惜しむようにフロアに手を振りながらステージを後にした。