NICO「蟹工船」主題歌で格差社会への怒りを歌う

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今夏公開の映画「蟹工船」の主題歌をNICO Touches the Wallsが担当。映画のために新曲「風人」を書き下ろしたことが明らかになった。

NICO Touches the Wallsは2009年第1弾となるシングル「ビッグフット」を5月13日にリリース。6月には東名阪ワンマンツアーを開催する。

NICO Touches the Wallsは2009年第1弾となるシングル「ビッグフット」を5月13日にリリース。6月には東名阪ワンマンツアーを開催する。

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「蟹工船」は、1929年に発表された小林多喜二の小説が原作。蟹工船で酷使される労働者たちの悲哀と闘争を描いたストーリーが現代社会と相通ずるものがあることから、昨年から若年層を中心に小説がリバイバルヒット。さらに流行語のトップ10にも選ばれるなど話題を呼んだ。なお、「蟹工船」が映画化されるのは1953年以来2度目のこと。監督は「疾走」などで知られるSABUが担当、主演を松田龍平が務める。

映画主題歌となる「風人」は、SABUがNICO Touches the Wallsの音楽性に惚れ込んだことから誕生。バンドのフロントマン光村龍哉(Vo,G)は今回の起用にあたって「映画に合わせて曲を書くことはずっと夢だったのですばらしい作品で実現できてとても嬉しいです。SABU監督にいただいた『勢いよく好きにやって!』というリクエストに僕なりの解釈をミックスして挑戦しました」とコメントを寄せている。「風人」のリリースについては現在のところ未定。

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