「piano world」ツアー大団円のまらしぃ、早くも新ツアー発表

まらしぃがライブツアー「marasy piano live 2015」を10月からスタートする。

まらしぃは3月13日に東京・AiiA Theater Tokyoで「『marasy piano world』Live Tour 2015」の最終公演を開催。その終演後、ステージ奥のスクリーンを通じて秋にツアーを行うこととその一環として11月22日に東京公演を実施することを発表しており、このたびその正式なツアー日程がアナウンスされた。

「marasy piano live 2015」は10月11日の石川・北国新聞赤羽ホール公演を皮切りに11月22日の東京・目黒パーシモンホール公演まで全国9カ所を回るライブツアー。イープラスでは3月28日13:00～4月1日23:59にチケットの先行予約を受け付ける。一般販売は5月16日から。

なお、まらしぃは先日のAiiA Theater Tokyo公演で、昨年11月発売のアルバム「marasy piano world」の収録曲を中心に24曲を披露している。そしてこの日のライブは序盤とアンコールの一部の模様がニコニコ生放送で配信されていた。

ライブ序盤、ニコ生視聴者と超満員の聴衆に向けてソーシャルゲーム「艦隊これくしょん」のキャラクター・金剛への思いの丈をメロディに乗せたオリジナルナンバー「金剛」と、2010年代のアニソンシーンのキラーチューン「太陽曰く燃えよカオス」「恋は渾沌の隷也」をテクニカルかつハイテンションにプレイしたまらしぃは、配信終了後、カラフルな楽曲群でセットリストを構成。ニコ生中継終了後には「初音ミクの消失」などのボーカロイドナンバーと、「最終鬼畜妹フランドール・S」をはじめとした同人ゲーム「東方Project」の関連楽曲をカバーしたかと思えば、ソーシャルゲーム「パズル＆ドラゴンズ」の登場キャラクターをイメージした楽曲「Sogna」と、同じく「パズドラ」キャラに宛てたシリアスな新曲「Hera」をプレイ。また「アマツキツネ」など自身のボカロ曲ではバックトラックと鏡音リンのボーカルをシーケンスとして走らせつつピアノを合わせる、彼ならではのセッションを繰り広げ、レミオロメン「粉雪」のカバーではスクリーンとステージの床に雪を降らせるプロジェクションマッピングで目も楽しませた。

「プレリュード」「チョコレートディスコ」「千本桜」というTOYOTA「AQUA」のCMソングを3連射し、まらしぃがステージをあとにすると、スクリーンに再びニコ生の画面が点灯。ステージに復帰した彼は「ツアー最終日だからアンコールはちょっと多めに」とはにかみながら、「サザエさんのテーマ」「紅蓮の弓矢」「星間飛行」「創聖のアクエリオン」「鳥の詩」「残酷な天使のテーゼ」など全30曲以上20分にも及ぶアニメソングメドレーという大ネタを叩き込む。さらにニコ生配信後も、自身も所属するバンド・logical emotionのdrm（B）とタブクリア（Dr）の“演奏してみた”動画に合わせて「パンダヒーロー」のカバーなどを披露し「ツアー中、美味しい物を食べ過ぎて増えた体重を吹っ飛ばす勢いで」と、グランドピアノとエレピを自在に駆使しながら「ナイト・オブ・ナイフ」をドロップ。スケッチブックに「TOKYO最高じゃん!!」のメモを残してツアー最終日を締めくくった。